東京電力と東京ガスどっちにまとめるべき?セット料金を比較!

【専門家監修】東京電力と東京ガスのセット料金を比較!本当にお得なのはどっち?
東京で電気とガスをまとめたいと考えた時、真っ先に浮かんでくる東京電力と東京ガス。

いずれも「電気とガスをまとめてお得!」と謳っていますが、結局のところどちらがお得なのか?

電気とガスをまとめた場合の電気料金はもちろん、その他サービスやキャンペーンについても比較しました。

結論から言うと、一人暮らしで電気ガスをあまり使わないという方は東京電力、それ以外の方は東京ガスにまとめた方が安くなります。

これから乗り換えを検討している方は、ぜひご覧ください。

※東京電力と東京ガスは燃料費調整額および原料費調整額の算出方法が異なります。そのため、燃料価格によっては実際の請求額と結果が異なる場合があります。

東京電力、東京ガスともにセット契約ができる

電力自由化により東京ガスは電気を販売し、都市ガス自由化により東京電力は都市ガスを販売するようになりました。

これにより、東京電力にはガスとのセット契約・セット割が、東京ガスには電気とのセット契約・セット割が誕生しました。まずは両社のセット割の内容を見てみましょう。

電気とガスのセット割の内容

「セット割」とは、電気とガスをセットで契約することで割安な料金メニューが適用されたり、何らかの値引きが行われることです。具体的な中身は両社で異なります。

東京電力のセット割の仕組み

東京電力のセット割は、電気料金が毎月102円引きされるというものです。

東京電力で電気とガスをまとめることで、電気料金のプランは従来の「従量電灯B」から「スタンダードS」といった新たなプランに変更になります。この新たなプランは従来のプランと同等の料金なので、つまるところ現在東京電力を利用している方は今の電気代から102円割引されることになります。

また、東京電力のガスは「とくとくガスプラン」というプランを契約することになります。こちらにはセット割は適用されません。

東京ガスのセット割の仕組み

東京ガスのセット割は、電気代が0.5%OFFになるというものです。

東京ガスの電気料金プランは「基本プラン」というもので、この基本プランの電気料金から0.5%割引となります。例えば東京ガスで1ヶ月の電気代が8,000円の方は40円、15,000円の方は75円が値引かれて請求されます。

なお、セットで契約してもガスの料金プランは「一般料金」という従来のプランから変わりません。

東京電力と東京ガスの料金を比較

それでは、東京電力と東京ガスの料金を詳しく比較していきます。

冒頭でも述べましたが、電気とガスをセットで契約した時の合計料金は一人暮らしなら東京電力が安く、二人以上なら東京ガスの方が安いです。

一方で世帯人数に関わらず、電気代だけで比較すると東京ガスの方が安く、ガス代だけで比較すると東京電力の方が安くなります。

以下詳細に解説します。

電気とガスのセットで安いのは?

東京電力にまとめた時の電気代+ガス代、東京ガスにまとめた時の電気代+ガス代を世帯人数ごとに比較します。なお、上記で紹介したセット割が適用された実際の料金です。
 東京電力東京ガス
一人暮らし
(電気:30A/150kWh、ガス:7m³使用)
5,658円
(-88円)
5,746円
二人暮らし
(電気:40A/280kWh、ガス:15m³使用)
10,228円10,179円
(-49円)
三人暮らし
(電気:40A/400kWh、ガス:32m³使用)
15,059円14,676円
(-383円)
四人暮らし
(電気:40A/450kWh、ガス:36m³使用)
17,887円17,439円
(-448円)
五人以上
(電気:50A/500kWh、ガス:40m³使用)
20,967円20,328円
(-639円)
※東京電力=スタンダードSプラン+とくとくガスプランで計算
※東京ガス=基本プラン+一般料金で計算
※燃料費調整額・原料費調整額・再エネ賦課金を除く

一人暮らしなら東京電力が安い

一人暮らしなど、電気ガスの使用量が少ない世帯では東京電力の方が安くなります。

東京電力と東京ガスは、一人暮らしの電気使用量ではほとんど電気代に差が出ません。一方、ガス代に関しては一人暮らしであっても東京電力の方が安くなります。

その結果、一人暮らしではガス代の差によって東京電力の方が合計の料金が安くなるのです。

一人暮らしの方は東京電力にまとめた方がお得です。

二人以上の世帯なら東京ガスが安い

一方で、二人以上の世帯では東京ガスの方が安くなります。

一人暮らしではほとんど差がなかった電気代ですが、使用量が増えるほど東京ガスの方が安くなります。ガス代は相変わらず東京電力の方が安いですが、その分を上回るほど東京ガスの電気代が安くなるため、合計料金は東京ガスが安くなるのです。

特に家族が多く、使用量が多い世帯の方が東京ガスの安さが際立ちます。ここで計算した数字はあくまで平均的な使用量を想定しているため、家庭によってはもっと使用量が多い場合もあるでしょう。

ペットを飼っていていて常にエアコンや冷暖房をつけている家庭、お風呂の追い炊きを日常的にする家庭、乾燥機や食洗器など消費電力の大きい家電を稼働する家庭ではより大きな差になります。

もちろん平均的な電気ガス使用量の家庭でも、東京ガスの方が月に数百円安くなります。二人以上で暮らしているなら、東京ガスにまとめた方がお得です。

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【重要】
東京ガスの電気は2022年9月22日より、現住所での切り替え申し込みを停止し、引っ越し先での新規開通契約のみ受け付けています。
現住所で電気を切り替えたい方は、東京ガスと同様に電気とガスをセットにでき、中部電力・大阪ガスが経営母体のCDエナジーをご検討ください。

電気代だけで比較。安いのは東京ガス

電気とガスの合計料金の比較が分かったところで、参考までに電気代だけで比較した結果をご紹介します。

結論、使用量に関わらず電気代が安いのは東京ガスです。

 東京電力東京ガス
一人暮らし
(30A/150kWh)
4,038円3,990円
(-48円)
二人暮らし
(40A/280kWh)
7,766円7,564円
(-202円)
三人暮らし
(40A/400kWh)
11,353円10,805円
(-547円)
四人暮らし
(40A/450kWh)
12,881円12,173円
(-707円)
五人以上
(50A/500kWh)
14,696円13,827円
(-866円)

※燃料費調整額・再エネ賦課金を除く

※東京電力は「従量電灯B」、東京ガスは「基本プラン」で計算。セット割は適用せず

東京ガス(基本プラン)は、東京電力の料金を基準に安いプランを策定しました。そのため、東京ガスの方が東京電力より安くなります。

より具体的に見れば、東京ガスの基本プランは東京電力の従量電灯Bと比べて基本料金は同じ、従量料金が安くなっています。
 東京電力東京ガス
基本料金同じ
従量料金~120kWhまで19.88円19.78円
(-0.10円)
120~300kWhまで26.48円25.29円
(-1.19円)
300kWhを超えた分30.57円27.36円
(-3.21円)
基本料金は電気の契約自体にかかる固定の料金ですが、従量料金は電気を使った分だけ増えていく課金制の料金。この従量料金が安くなっているため、電気の使用量が増えれば増えるほど東京ガスの方が電気代が安くなっていくのです。

ガス代だけで比較。安いのは東京電力

一方で、ガス料金だけで比較すると安いのは東京電力です。

 東京電力東京ガス
一人暮らし
(7m³)
1,722円
(-54円)
1,776円
二人暮らし
(15m³)
2,850円
(-88円)
2,938円
三人暮らし
(22m³)
3,808円
(-118円)
3,926円
四人暮らし
(30m³)
4,820円
(-149円)
4,969円
五人以上
(40m³)
6,085円
(-189円)
6,274円

※東京電力は「とくとくガスプラン」、東京ガスは「一般料金」で計算。セット割は適用せず
※燃料費調整額を除く

東京電力は、東京ガスを基準に割安な料金を設定しました。そのため、東京ガスより安くなります。

ガス料金も基本料金、単位料金(ガスの使用量に応じて払う料金)の2つがありますが、これはどちらも東京電力の方が安くなっています。電気代ほどの差にはなりませんが、それでもガス単体で見れば東京電力の方が安くなります(燃料費調整額を除いた基準単位料金で算出した場合)。

おまけ:もっとも電気・ガス代を安くする方法は?

ここまでご覧になって気付いた方もいるかもしれませんが、実は電気とガスをどちらかにまとめるより、電気は東京ガス、ガスは東京電力と別々に契約した方が安くなる可能性もあります。

各社のセット割は適用されなくなりますが、正直セット割引自体は少額です。使用量が多い家庭、特に電気をたくさん使う家庭では、セットにしてセット割を適用させるより電気は東京ガス、ガスは東京電力で契約した方がお得になります。

さらに、東京電力、東京ガスにこだわらなければそれぞれ安い新電力、都市ガス会社を別々に契約した方がさらにお得です。

東京ガスの電気公式サイト

東京電力公式サイト

【重要】
東京ガスの電気は2022年9月22日より、現住所での切り替え申し込みを停止し、引っ越し先での新規開通契約のみ受け付けています。
現住所で電気を切り替えたい方は、東京ガスと同様に電気とガスをセットにでき、中部電力・大阪ガスが経営母体のCDエナジーをご検討ください。

東京電力と東京ガスのサービス内容比較

続いて、料金以外のサービス面でどのような違いがあるかも見ていきましょう。

解約金・違約金はどちらも不要

東京電力・東京ガスともに解約金は0円です。

いつでも無料で解約できるので、気軽に契約できるというメリットがあります。

かけつけサービスは東京ガスが豊富

生活トラブル時に駆け付けてくれるサービスの内容・料金を比較しました。

東京電力のかけつけサービス

東京電力には「生活かけつけサービス」というサービスがあります。

水回りや鍵、窓ガラス、電気設備に関するトラブルに無料で対応してくれます。

月額300円がかかりますが、出張費、90分(電気設備は60分)までの作業費、応急処置に必要な部品代(20,000円まで)が無料になります。

有料のサービスではありますが、突然の生活トラブルに不安がある方にはおすすめです。

東京ガスのかけつけサービス

東京ガスには2種類のサポートサービスがあります。

申し込み不要で利用できるので、いざという時に頼れるのが嬉しいですね。
電気トラブルサポート
停電、分電盤やブレーカーの不具合、電気がうまくつかないなどの電気のトラブルに無料で訪問してくれるサービスです。

一次対応における出張費と60分以内の作業費が無料になりますが、無料の範囲を超える作業の場合は費用の負担が必要になります。
生活まわり駆けつけサービス
こちらはガスと電気(ずっとも電気1Sは対象外)をセットで契約している方が利用できるサービスです。

水回り、玄関の鍵、窓ガラスなど、電気以外のトラブルに月会費無料で訪問してくれます。

一次対応における出張費と30分以内の作業費が無料になりますが、無料の範囲を超える作業の場合は別途費用負担が発生するので注意しましょう。

東京電力と東京ガスのキャンペーン比較

東京電力と東京ガス、それぞれのキャンペーン情報を調べたところ、現在東京ガスでキャンペーンを実施していました。

そのため、お得に申し込むには東京ガスの方がおすすめです。

東京ガスのキャンペーン

東京ガスで実施しているキャンペーンは以下の2つです。

●基本料金3ヶ月間無料キャンペーン
●最大3,000パッチョポイントプレゼント

どちらのキャンペーンも東京ガスの電気を申し込むだけで適用されるため、特に厳しい適用条件や面倒な手続きがないのもうれしいポイントです。

基本料金3ヶ月間無料キャンペーン
東京ガスの電気に申し込むと基本料金が3ヶ月間無料になるキャンペーンを実施しています。

電気代は電気使用量にかかわらず発生する「基本料金」と電気使用量に応じて発生する「従量料金」の合算ですが、そのうちの「基本料金」が3ヶ月間まるまる0円に。

基本料金はご契約のプランと契約アンペア数によって異なるので、以下の表を参考にしてください。
契約プラン契約アンペア数基本料金(1ヶ月分)
基本プラン10A286円
15A429円
20A572円
30A858円
40A1,144円
50A1,430円
60A1,716円
ずっとも電気31kVAあたり1,037.30円
ちなみに、この基本料金無料キャンペーンは2ヶ月目の電気代から自動的に適用されるので、特にキャンペーン手続きは必要ありません。

また、基本料金無料キャンペーンがいつ終了するかは未定です。

契約アンペア数が高ければ高いほどお得なキャンペーンなので、特に契約アンペア数高い方はなるべく早めに東京ガスの電気を申し込むことをおすすめします。
最大3,000パッチョポイントをプレゼント
東京ガスの電気をお申しの方に最大3,000パッチョポイントがプレゼントされるキャンペーンを実施しています。

※現在は終了しています。

付与されるパッチョポイントは申し込み時期によって異なるので、お申し込み前に以下の表を確認しておきましょう。
申し込み時期パッチョポイント
6月23日
~7月31日
3,000pt
8月1日
~8月31日
2,000pt
9月1日
~9月30日
1,000pt
1パッチョポイントは1円になるので、東京ガスの電気に申し込むだけで最大3,000円相当も貰えるうれしいキャンペーンとなっています。

なお、パッチョポイントが付与されるのは2022年3月ごろになるので、その時期になったらmyTOKYOGASにログインして確認しましょう。

電気とガスをまとめるメリット・デメリット

ここで改めて、電気とガスをまとめることにどのようなメリット・デメリットがあるかを見ていきましょう。

東京電力と東京ガス別々に契約するよりも安くなる

東京電力の都市ガスは東京ガスよりも安く、東京ガスの電気は東京電力よりも安いです。

つまり、どちらかにまとめることで東京電力と東京ガスを別々に契約するよりも安くなるというのがメリットですね。

支払いが一つにまとまる

東京電力や東京ガスに契約をまとめることで、支払いも一本化されます。

家計の管理がしやすくなるので、この点をメリットと感じる方は多いかもしれませんね。

東京電力・東京ガスにまとめるのが一番安いというわけではない

確かに東京電力または東京ガスのどちらかに契約をまとめることでお得にはなりますが、それが最安の組み合わせというわけではないんです。

東京ガスより安い電力会社もありますし、東京電力より安いガス会社もあります。

せっかく電気もガスも自由化しているので、従来のインフラ会社にまとめるよりも、それぞれ安いところを別々に契約した方がお得になる場合が多いです。

お得な電力会社を知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね!

まとめ|それぞれどんな人におすすめ?

最後に、東京電力と東京ガスそれぞれどんな人におすすめかおさらいしましょう。

東京電力がおすすめな人

東京電力の一番のメリットとしては、ガス料金が東京ガスよりも安くなるという点が挙げられます。

東京ガスの都市ガスよりも約3%安くなり、一人暮らしなど電気をあまり使わないという方は東京ガスよりも東京電力にまとめる方がお得です。

逆に電気代は高いので、家族が多く電気をたくさん使うという家庭には不向きです。

東京ガスがおすすめな人

東京電力と比較して電気料金が安くなるというのが東京ガスに契約をまとめる最大のメリット。

電気をたくさん使う方向けの「ずっとも電気1」であれば電気料金はなかなか安くなりますし、セット割の金額も270円と比較的大きい方です。

毎月の電気料金が8,000円を超えるという方は東京電力よりも東京ガスにまとめた方がお得になります。

【重要】
東京ガスの電気は2022年9月22日より、現住所での切り替え申し込みを停止し、引っ越し先での新規開通契約のみ受け付けています。
現住所で電気を切り替えたい方は、東京ガスと同様に電気とガスをセットにでき、中部電力・大阪ガスが経営母体のCDエナジーをご検討ください。

結論:一人暮らしは東京電力、それ以外は東京ガスがおすすめ

結論としては、一人暮らしで電気をあまり使わないという方は東京電力、それ以外の方は東京ガスにまとめた方が安くなります。

ただし、これはあくまでこの2社で比較した場合の話なので、料金だけを追求すればもっと安い電力会社は他にあります。

「電気とガスをまとめるメリット・デメリット」のところでも書きましたが、東京電力や東京ガスにまとめることが最安というわけではないということは覚えておく必要があります。
株式会社ブレイブ