
よく比較されるLooopでんきと楽天でんきはどっちがおすすめなのか、気になりますよね。
どちらも従来の電力会社より安く利用できる新電力ですが、Looopでんきは基本料金0円で電気料金が安くなり、楽天でんきは電気代の支払いで貯まるポイントによってお得になります。
つまり、Looopでんきと楽天でんきのどちらがおすすめなのかは皆さんの状況次第なので、サービスごとに詳しく比較することが重要です。
この記事では、Looopでんきと楽天でんきを比較し、どんな人におすすめなのかを紹介しています。おすすめの申し込み窓口も一緒に載せているのでぜひ最後までご覧ください。
【重要】2022年5月現在、Looopでんき、楽天でんきともに申込みを停止しています。
現在も申込みを受け付けており、電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。
目次
Looopでんきと楽天でんきを比較
それでは、Looopでんきと楽天でんきのサービス内容を比較していきます。 新電力のサービス内容で大きく違ってくるのは料金とキャンペーンなので、Looopでんきと楽天ひかりを比較する際に重要なポイントは「電気料金」と「ポイント特典」の2つです。 さらに「駆けつけサービス」や「エコへの取り組み」などもまとめて比較しました。
電気料金はLooopでんきが安い
まず電気料金を比較したところ、どのエリアでも楽天でんきよりLooopでんきの方が安く利用できることが分かりました。 どちらも基本料金は0円なので、電気料金の違いは使った分にかかる単価のみ。以下の表から分かるように、Looopでんきの方が全エリアで0.1円~0.7円安くなっています。
Looopでんき | 楽天でんき | |
---|---|---|
北海道電力エリア | 29.5円(-0.5円) | 30.0円 |
東北電力エリア | 26.4円(-0.1円) | 26.5円 |
東京電力エリア | 26.4円(-0.1円) | 26.5円 |
中部電力エリア | 26.4円(-0.1円) | 26.5円 |
北陸電力エリア | 21.3円(-0.7円) | 22.0円 |
関西電力エリア | 22.4円(-0.1円) | 22.5円 |
中国電力エリア | 24.4円(-0.1円) | 24.5円 |
四国電力エリア | 24.4円(-0.1円) | 24.5円 |
九州電力エリア | 23.4円(-0.1円) | 23.5円 |
沖縄電力エリア | ― | 27.0円 |
沖縄電力エリアではLooopでんきが提供されていないので楽天でんき一択です。 その他のエリアでは必ずLooopでんきの方が安くなりますが、北海道電力エリアと北陸電力エリア以外では単価が0.1円しか変わりません。 例えば4人家族の平均使用量(500kwh)の場合、Looopでんきと楽天でんきの差額は50円のみ。 月々50円の違いしかないことを考えると、Looopでんきと楽天でんきのどちらを契約しても電気料金はほとんど変わらないと言えます。 このように、北海道電力と北陸電力エリア以外の人はポイント還元などのサービスも一緒に比較した方が良いですが、電気料金だけならLooopでんきの方が若干安いという結果になりました。
関東ならガスとのセット割で安くなる
東京ガスが提供されている関東エリアに住んでいる場合は、「Looopでんき+ガス」のセット割でさらに月々の電気料金が安くなります。 セット割が適用されるとLooopでんきの単価が0.4円割引きされます。つまり、通常だと0.1円差だったLooopでんきと楽天でんきの単価の差額が0.5円になるということです。
Looopでんき | 楽天でんき | |
---|---|---|
単価 | 26.4円 ⇒26.0円 | 26.5円 |
ガスとのセット割で電気料金が0.4円も安くなる新電力は珍しいので、関東エリアに住んで人は「Looopでんき+ガス」のセット契約を検討しましょう。
さらにガス料金も安くなる
さらに関東エリア限定の「Looopでんき+ガス」のセット割は、電気料金だけでなくガス料金も少しだけ安くなります。 「Looopでんき+ガス」と「楽天でんき+東京ガス」を利用した場合のガス代を比較しました。
※一般家庭の平均的なガス使用量35m³で比較
Looopガス | 東京ガス (楽天でんき利用者) |
---|---|
5,480円 (-142円) | 5,622円 |
約140円の金額差なのであまり変わりませんが、セットで契約した方が請求先をLooopだけにまとめられるので検討する価値はあるでしょう。
楽天でんきにはポイント特典がある
電気代が安いのはLooopでんきでしたが、楽天でんきはポイント特典でお得になります。 ポイントの還元方法は以下の3つです。
1.電気代の支払いでポイントが貯まる
まず、楽天でんきの電気代200円を支払うごとに1ポイント貯まっていきます。 さらに楽天カードをお持ちの方は、クレジットカードでの支払いを楽天カードにすることで+2ポイント貯まるので、電気代200円ごとに3ポイント貯めるということです。 もし電気代として1万円かかった場合は150円ポイント、つまり150円分還元されます。
2.SPU対象でポイント還元率が上がる
楽天でんきは「SPU(スーパーポイントアップ)」対象なのでポイント還元率がアップします。 SPUとは、楽天サービスを利用することで楽天市場のお買い物の際に貯まっていく楽天ポイントの還元率が上がっていく仕組みのことです。 近年、楽天サービスを使って「楽天経済圏」を創る人が多いのはSPUのメリットが大きいため。 楽天市場で買い物すると通常の場合は100円につき1ポイントが還元されますが、楽天でんきの契約者ならポイント還元率が0.5倍アップして100円につき1.5ポイントが還元されます。 楽天市場でよく買い物する人にとっては、楽天でんきの大きなメリットと言えるでしょう。
3.申し込み特典で2,000ポイント
楽天でんきでは申し込み特典として2,000円分の楽天ポイント還元しています。 ポイントは電気代の支払いにも充てられるので、今ならお得に申し込むことが可能です。
駆けつけサービスがあるのはLooopでんき
Looopでんきでは、停電やブレーカーの故障など、電気のトラブルに無料で対応してくれるサービス「かけつけるーぷ」が利用可能です。
Looopでんき利用者は以下の問い合わせ先に連絡するだけで24時間無料で対応してもらえます。
かけつけるーぷ
●電話:0120-707-454
●24時間365日無料
楽天でんきではこのようなサービスは実施していないので、自分で業者を探して10,000円程度の費用を払わないといけません。
Looopでんきの方が環境に優しい
最近では、環境面やエコへの配慮を積極的に行っている電力会社が登場してきました。 楽天でんきでは環境改善への取り組みがあまり見られませんが、Looopでんきでは以下のような取り組みを積極的に行っています。 ・一部の電力資源を再生可能エネルギーで賄う ・CO₂の排出を比較的少なくしている このように、楽天でんきよりもLooopでんきの方が環境に優しい新電力と言えます。
その他サービスは変わらない
Looopでんき | 楽天でんき | |
---|---|---|
対応エリア | 沖縄は除く | 全国 |
初期費用 | なし | なし |
解約金 | なし | なし |
支払方法 | クレカのみ | クレカ ポイント払い |
電気の見える化 | ◯ | ◯ |
ここまで比較してきたサービス以外を上の表でまとめて比較しましたが、その他のサービスに関してはほとんど同じです。 どちらも初期費用や解約金が一切かかりませんし、支払い方法は基本的にクレジットカード払いのみ、マイページにログインすれば毎月の電気料金や使用量が確認できます。
Looopでんきがおすすめな人
Looopでんきは以下の人におすすめです。
Looopでんきがおすすめな人
●とにかく電気料金を安くしたい人
●関東エリアに住んでいて電気とガスをセットで契約したい人
先述したように、電気料金はLooopでんきの方が安く設定されていますが、エリアによっては楽天電気とそこまで変わらない場合が多いです。 以下の表に楽天でんきの単価との差額とおすすめなエリアを書いたのでご覧ください。
エリア | 電気料金の差額 | Looopでんき おすすめ★ |
---|---|---|
北海道電力 | -0.5円 | ★ |
東北電力 | -0.1円 | - |
東京電力 | -0.1円 セット割-0.5円 | - ★ |
中部電力 | -0.1円 | - |
北陸電力 | -0.7円 | ★ |
関西電力 | -0.1円 | - |
中国電力 | -0.1円 | - |
四国電力 | -0.1円 | - |
九州電力 | -0.1円 | - |
このように【北海道電力・北陸電力・東京電力】のエリア以外では単価が0.1円の差しかないので、Looopでんきと楽天でんきのどちらを契約しても電気料金は変わらないです。 ただ、東京電力エリアに住んでいる人は、「Looopでんき+ガス」のセット割が適用されます。 電気だけでなくガスもまとめて一緒に切り替えられるので、少しでも電気・ガス代を節約したい人はぜひ検討してみてください。 また、電気トラブルの駆けつけサポートや、環境改善を重視したい人にもおすすめです。
楽天でんきがおすすめな人
楽天でんきは以下の人におすすめです。
楽天でんきがおすすめな人
●楽天サービス(楽天市場や楽天カードなど)を利用している人
●楽天ポイントを貯めたい人
楽天市場や楽天カードなどのサービスを利用している人は、電気料金が比較的安いLooopでんきよりも楽天でんきの方がおすすめです。 電気代を200円支払っていくごとに1ポイント貯まっていきますし、楽天カードで支払うことで+2ポイントで更に3ポイント貯まっていきます。 楽天市場で買い物する人はポイント還元率も上がるので、契約するメリットが大きいです。
Looopでんきと楽天でんきのおすすめ申込窓口
ここからは、Looopでんきと楽天でんきのおすすめ申し込み窓口を紹介していきます。 どちらも公式サイトから申し込んでください。
【重要】2022年5月現在、Looopでんき、楽天でんきはともに申し込みを停止しています。
電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。CDエナジーとは?
電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。CDエナジーとは?
- 電気とガスをセットにできる
- 電気をたくさん使うファミリー世帯では最安水準
- 初期費用・解約金も"0円"
Looopでんき公式サイトがおすすめ
Looopでんきは現在申し込み件数20万件を突破した人気のサービスです。 【基本料金0円・単価一律26.4円】というシンプルな料金プランになっているので、人によっては年間2万円以上も節約できます。 初期費用や解約違約金は一切かからないですし、従来の電力会社より確実に安くなります。 公式サイトでは自分の電気代がどれくらい安くなるのか料金シミュレーションができるので、申し込み前に気軽に試してみてください。
楽天でんき公式サイトがおすすめ
楽天でんきは、最近でもキャリア参入を果たした「Rakuten」が提供するサービスの一つ。 電気料金はLooopでんきの方が少しだけ安いですが、そこまで大きく変わるわけではないですし、楽天のポイント特典を受け取ることによって結果的にお得に利用できます。
まとめ
ここまでLooopでんきと楽天でんきの料金やその他のサービスを比較し、どんな人におすすめできるのかをお伝えしてきました。 電気料金が比較的安いのはLooopでんきですが、楽天でんきはポイント特典によってお得になるので、どちらがおすすめなのかは皆さんの状況によって異なります。 この記事を読んで頂いて、皆さんの電気選びに役立ててもらえれば幸いです。