Looopでんきは一人暮らしだと高くなるのは本当か?評判・実体験から全解説

Looopでんきは一人暮らしだと高い
Looopでんきを検討しているけど、「一人暮らしでは高くなるらしい」という声を聞いたことがあるでしょう。

Looopでんきは基本的にファミリー向けの新電力なので、一人暮らしには向かないという評判も多いです。しかし、実際のところはどうでしょうか?

この記事では、一人暮らしだとLooopでんきは本当に高くなってしまうのか、口コミや実際に私が利用した経験談などから分かりやすく解説していきます。

この記事でわかること
・Looopでんきは一人暮らしだと本当に高くなるのか
・Looopでんきが一人暮らしでもお得になる場合は?
・Looopでんきを一人暮らしで利用している方の評判
・Looopでんきは一人暮らしにもおすすめか

結論、確かに高くなる場合もありますが、一人暮らしでお得になる場合も多かったです。

一人暮らしだからと一概に諦めるのはもったいないので、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

【重要】2022年5月現在、Looopでんきは申込みを停止しています。
現在も申込みを受け付けており、電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。

Looopでんきは一人暮らしで高くなるのか

Looopでんきの口コミを見ると、確かに一人暮らしでは高くなってしまうという意見がありました。

通常の電力会社では、アンペアごとに決まっている基本料金と、電気の使用量ごとに変わる単価を足し合わせて電気料金が決まります。一方のLooopでんきは基本料金が0円、単価が固定となっています。

一人暮らしの方にとって問題なのは、単価が固定されているという点です。通常の電力会社では使用量に応じて3段階に分かれているのに対し、Looopでんきでは2段階目の料金で固定です。つまり、使用量が少ないとむしろ今までより割高な単価が適用されてしまいます。

東京電力エリアを例に、Looopでんきと東京電力の単価を並べてみます。
 Looopでんき東京電力
120kwhまで

26.40円
19.88円
120kwhを超え
300kwhまで
26.48円
300kwhを
超える分
30.57円
電気使用量が120kwh以下の場合、Looopでんきの方が適用される単価が高くなっていることがわかりますね。

Looopでんきは基本料金が0円になるため、その分で単価の割高分が帳消しになることもあります。しかし、以下のような基本料金が低い方の場合はそのまま電気料金も値上がりしてしまうのです。
Looopでんきが高くなってしまう場合
  • 20アンペア以下で契約している方
  • 基本料金ではなく、最低料金エリアの方(関西・中国・四国・沖縄エリア)
※関西・中国・四国・沖縄エリアではアンペアによる契約制ではないため、各エリアごとに300~400円程度の最低料金が定められています。
実際に先ほどの口コミの方の場合(20A/年間1300kwh使用。電気代約2,900円/月)でシミュレーションすると、毎月130円程度高くなる計算となりました。

他にもLooopでんきで高くなったという評判はいくつか寄せられていました。

現在20アンペア以下で契約している方、最低料金エリアに住んでいるという方ではLooopでんきに乗り換えると確かに高くなってしまいます。該当する一人暮らしの方はLooopでんきへの契約は控えましょう。

一人暮らしで安くなる場合も

しかし、必ずしも一人暮らしの全員が高くなるというわけではありません。中には一人暮らしでもLooopでんきで安くなったという口コミもありました。

結論から言うと、一人暮らしでも以下に当てはまるような方はLooopでんきに乗り換えて電気代を安くすることができます。
Looopでんきで安くなる場合
  • 30アンペア以上で契約している方(東北エリアは40アンペア以上)
  • 最低料金エリアで、月6,000円以上使う方(沖縄エリアは8,000円以上)
先ほども述べた通り、Looopでんきは基本料金が0円です。使用量が少なく単価が割高になったとしても、契約しているアンペアが大きめであれば節約できる基本料金の額が大きくなり、結果として一人暮らしでも電気代は安くできます。

アンペア契約エリアの場合、30アンペア以上で契約しているなら電気使用量に関わらず必ずLooopでんきに切り替えて安くなります(東北エリアは40アンペア以上)。

またアンペア契約でない最低料金エリアでも、電気をある程度使うなら割安な単価が適用されるため安くできます。関西・中国・四国エリアでは月6,000円以上、沖縄エリアでは月8,000円以上使うなら、一人暮らしでもLooopでんきで安くできます。

各エリアごとに、Looopでんきに乗り換えた場合の節約額を簡単にシミュレーションしてみます。
▶現在の電気代月3,500円
※アンペア契約エリアは30Aで計算
月5,000円
※アンペア契約エリアは30Aで計算
月7,000円
※アンペア契約エリアは40Aで計算
北海道エリア-454円-388円-771円
東北エリア-39円+23円-236円
関東エリア-76円-80円-372円
中部エリア-214円-164円-392円
北陸エリア-324円-355円-632円
関西エリア+95円-113円-368円
中国エリア+301円+134円-87円
四国エリア+213円+68円-123円
九州エリア-170円-148円-420円
沖縄エリア+283円+204円+100円
アンペア契約エリアでは東北を除き、30アンペア以上なら必ず安くなります。中でも40アンペアで契約している場合は月に数百円もの節約になり、これは他の新電力と比べてもトップクラスの節約額です。

また、最低料金エリアでも電気をたくさん使うならLooopでんきで安くなることが分かりますね。

実際にLooopでんきで安くなるという評判は他にもいくつも投稿されています。

一人暮らしでも30アンペアで契約している方は多く、中には40アンペアで契約している方も珍しくないため、実は一人暮らしであってもLooopでんきで安くできる可能性は高いです。

一人暮らしでもエアコンや乾燥機、食器洗浄機、ドライヤーなど家電を頻繁に使うという方、ペットを飼っているという方、テレワークで在宅時間が増えた方などは電気使用量が多めになるでしょうし、契約アンペアも高めかもしれません。

実際、私自身も単身でLooopでんきを契約していた頃は1ヵ月に400円以上もの節約になりました。以下の画像はLooopでんきのマイページで見れるお得額です。

Looopでんきの節約額

このように、一人暮らしでもLooopでんきで節約できる可能性は大いにあります。一人暮らしだからといってすぐにLooopでんきを諦めてしまうのではなく、この記事を参考にして自分の状況と照らし合わせてみてください。

公式サイトでは詳しいシミュレーションもできるので、不安な人は検針票など電気使用量がわかるものを手元に試してみるといいでしょう。安くなることが確認できればそのまま申し込みもできますよ。

結論:Looopでんきは一人暮らしにもおすすめ?

以上のように、Looopでんきは一人暮らしでは確かに高くなる場合もありますが、それと同じくらい安くなる場合も存在することが分かりました。

具体的にどんな場合に安くなり、おすすめできるのか改めて以下にまとめました。自分が下記の状況に該当するのなら、Looopでんきはおすすめです。
Looopでんきがおすすめなのは?
  • 30アンペア以上で契約している一人暮らし(東北エリアを除く)
    ※40アンペア以上の方は特におすすめ
  • 関西・中国・四国エリアで月6,000円以上使う一人暮らし
アンペア契約のエリアでは、一人暮らしでも30アンペア以上であれば東北エリアを除いて必ず安くなります。特に40アンペアで契約しているのなら他社と比較しても大幅な節約が期待できるでしょう。

アンペア契約でないエリアも、月に6,000円以上など電気使用量が多めなら安くなります。一人暮らしだけど家電などをたくさん使うという方は検討してみる価値ありです。

一方、上記に当てはまらない場合はLooopでんきに乗り換えても損をしてしまいます。そうした方は今の電力会社を使い続けるか、別の電力会社を検討すると良いでしょう。20アンペア契約の方は『HTBエナジー』、関西・中国・四国エリアの方は『リミックスでんき』がそれぞれ安くておすすめなので、あわせて確認してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

Looopでんきは一人暮らしでも高くなるという評判の通り、一部の方では確かに電気代が高くなってしまいます。一方で安くなる場合も多く、この記事で説明した状況に当てはまるなら一人暮らしでもお得にできることがわかったと思います。

実際に安くなったという口コミも多く、また私自身も一人暮らしでLooopでんきを契約していた頃はお得にできました。

Looopでんきには初期費用や解約金、契約期間などは一切ないので、気になった方はぜひ気軽に試してみることをおすすめします。
株式会社ブレイブ

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