
Looopでんき+ガスをセットで契約するとお得になるのか気になりますよね? 結論、2人以上で暮らしている方にはお得ですが、ガスの使用量が少ない一人暮らしの方などはお得にならないケースが多いです。 この記事ではLooopでんき+ガスはどのくらい安くなるのか?東京ガスとの料金比較も合わせて紹介します。 Looopでんき+ガスの申し込み方法やよくある質問もご覧ください。 【重要】2022年5月現在、Looopでんきは申込みを停止しています。 現在も申込みを受け付けており、電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。
目次
Looopでんき+ガスについて
Looopでんきではこれまで電気のサービスだけを提供していましたが、2019年9月30日より新たにガスの提供も始めました(東京ガスの都市ガス供給エリア限定)。ガスはCDエナジーという会社から供給を受けています。 Looopの電気とガスを両方契約することで「Looopでんき+ガス」として利用することができます。 なお、Looopのガスを単体で契約することはできず、必ずLooopでんきとともに利用することが必要です。
Looopでんき+ガスの料金は?
LooopでんきとLooopガスの料金単価を見てみましょう。 電気料金、従量料金ともに使用量に関わらず支払う「基本料金」と、使った分だけ支払う「従量料金」の二つから成り立ちます。
基本料金 | 従量料金 (単価) | |
---|---|---|
Looopでんき | 0円 | 割引前:26.4円 →割引後:26円 |
Looopガス | 1,000円 | 128円 |
「Looopでんき+ガス」のセット契約はお得なのか?結論から言うと、電気ガスの使用量が多くなる二人暮らし以上であれば確実にお得になりますが、あまり使わない一人暮らしの方ではお得にならない場合が多いです。
電気ガスの使用量が多いと安い
電気ガスの使用量が多くなる二人暮らし以上の家庭では、「Looopでんき+ガス」にすることでLooopでんき単体で利用するより合計で月に数百円安くすることができます。
自分はLooopでんきとガスのセット割で安くできました😺
— タロちゃん😸SPYD18保有中😺 (@tarochankonabe) May 19, 2020
二人暮らし、三~四人暮らし、五人暮らしの3つの例で、「電気ガスともに従来の会社だった場合」「電気だけLooopでんきに変えた場合」「電気ガスをLooopにまとめた場合」で計算します。
※電気とガスの合計金額です。
東京電力と東京ガス | Looopでんきと東京ガス | Looopでんき+ガス | |
---|---|---|---|
2人暮らし 30A/200kwh 20m³使用 | 9,027円 | 8,945円 | 8,760円 |
3~4人暮らし 40A/450kwh 30m³使用 | 17,851円 | 16,849円 | 16,540円 |
5人暮らし 50A/600kwh 40m³使用 | 24,027円 | 22,114円 | 21,720円 |
電気とガスを両方Looopにした場合が最も安くなっていることがわかります。 これは、Looopでんき+ガスのセットで電気代がさらに2%引きになったためと、Looopガスの料金が東京ガスより安くなるためです。
電気代が2%安くなる
Looopでんきの電気代はセット割が適用される以前から東京電力より安いですが、セット割適用でさらにお得になります。 Looopでんき+ガスのセットにすることで、電気代の単価は0.4円安くなります。 そのため、Looopでんき単体で契約するより ●2人暮らしなら200kwh×0.4円=80円 ●3~4人暮らしなら450kwh×0.4円=180円 ●5人暮らしなら600kwh×0.4円=240円 をさらに安くすることができます。
ガス料金が安くなる
Looopガスのガス料金は、2人暮らし以上の家庭であれば基本料金、従量料金ともに東京ガスより安く設定されています。
ガス使用量 | 東京ガス | Looopガス | ||
---|---|---|---|---|
基本料金 | 従量料金 | 基本料金 | 従量料金 | |
20m³~80m³ | 1,056円 | 130.46円 | 1,000円 | 128円 |
具体的には、Looopガスは東京ガスよりそれぞれ以下の額が安くなります。 ●2人暮らしなら110円 ●3~4人暮らしなら149円 ●5人暮らしなら189円 つまり、一定程度ガスを使う二人暮らし以上の家庭であれば、「Looopでんき+ガス」にまとめることで電気もガスもお得にすることができることになります。
一人暮らしでは安くない
一方、電気とガスをあまり使わない一人暮らしの方の場合はLooopでんき+ガスにしてもお得になるとは言えず、セットにしないでLooopでんき単体で契約する方がお得です。
東京電力と東京ガス | Looopでんきと東京ガス | Looopでんき+ガス | |
---|---|---|---|
1人暮らし 30A/120kwh 10m³ | 5,452円 | 5,377円 | 5,400円 |
Looopでんき+ガスにするより、電気だけをLooopでんきにした方が数十円ですが安くなりました。
Looopでんき+ガスが安くないのは、Looopガスのガス料金はガスの使用量が少ないと高くなる可能性が高いからです。
一人暮らしの方は、ガス料金が2,000円~3,000円台の方が多いと思います。
これくらいの使用量の場合、Looopガスの基本料金は東京ガスに比べて割高になっているため結果的にガス料金が高くなってしまいます。
ガス使用量 | 東京ガス | Looopガス | ||
---|---|---|---|---|
基本料金 | 従量料金 | 基本料金 | 従量料金 | |
0m³~20m³ | 759円 | 145.31円 | 1,000円 | 128円 |
つまり、Looopでんき+ガスの2%割引で電気代が安くなるとしても、ガス料金が値上がりしてしまうので結果的にLooopでんき単体で契約するときより高くなってしまうのです。 実際に一人暮らしでLooopのガスを利用すると高くなると指摘している口コミもありました。
looopでんき使ってるからガスも検討してみたけどセットの特典加味しても高いわ(一人暮らし)
— まぽな (@mapoooun) October 18, 2019
一人暮らしの方の場合は、ガスは東京ガスのまま電気だけLooopでんきに切り替えることをおすすめします。 また、電気とガスをまとめたいという方は、CDエナジーの電気ガスのセットが割安なのでそちらがおすすめです。
Looopでんき+ガスを実際に契約して
私は二人暮らしをしていて以前はLooopでんきと東京ガスを使っていましたが、LooopでんきとLooopガスでまとめてみました。そこで実際にどのくらいお得になったのか紹介します。 ▼Looopでんきの請求書Looopでんきの2019年12月分の請求金額は、使用量198kWhで5,148円。セット割が適用されているので、Looopでんき単体で契約していた場合より79.2円安くなったことになります。 ▼Looopガスの請求書
Looopガスの2019年12月分の請求額は、使用量23m³で3,944円となりました。同様の使用量で東京ガスだった場合は4,056円となる計算なので、月に112円節約できました。 つまり、Looopでんきと東京ガスで利用していた場合より合計で191円安くすることができました。 なお、電気とガスをまとめられる電力会社はLooop以外にも東京電力、東京ガスがあります。その2社と比較してもLooopにまとめた場合が一番安くなりました。 同様の使用量を想定して、電気ガスの合計金額を比べます。
東京電力 | 東京ガス | Looop |
---|---|---|
9,333円 | 9,559円 | 9,092円 |
二人以上で暮らしている方はLooopでんき+ガスを選んで間違いはありません。
Looopでんき+ガスの申し込みから供給まで
Looopでんき+ガスに申し込む
Looopガスの申し込みは公式サイトから行います。 Looopでんきの電気とガスを両方新規で契約する方と、すでにLooopでんきを利用していて追加でLooopガスを契約する方では手順が少し違います。 二つに分けて説明します。
LooopでんきとLooopガスに新規で申し込む場合
電気とガスの検針票と、支払い用のクレジットカードを用意する
公式サイトのLooopでんき+ガスのページにある「Looopでんき未加入者様」ボタンからLooopでんきの申し込みページにアクセス
必要事項を入力してLooopでんきに申し込む
Looopガスも同じように必要事項を入力して申し込む
完了!
新規で申し込む場合のみ、引っ越し先での申し込みができます。
Looopでんき利用者がLooopガスに申し込む場合
ガスの検針票と、電気の支払いと同じクレジットカードを用意する
Looopでんきの公式サイトからマイページにログインする
「Looopでんき+」の「Looopガス申込」ボタンから必要事項を入力して申し込む
完了!
電気ガスともに切り替えに際して工事などはありません。 なお、セット割の適用に申請などは必要なく、同一住所での申し込みが確認されれば自動的に適用となります。 現在契約している電気ガス会社の解約手続きはLooopが行うので、利用者が連絡や手続きを行う必要はありません。
供給開始
申し込み後の次回検針日より、Looopの電気とガスの供給が開始します。 検針日は人によって異なりますが、おおむね申し込みから1週間から1ヶ月程度で切り替わることになります。詳しい日程は申し込みから2週間後にマイページとハガキで案内が来るので確認してください。 なお、新居などでガスを新規で利用開始する場合、供給開始日に開栓の立ち合いが必要となります。
Looopガスについて疑問解消
よくある質問の答えをまとめたのでチェックしておいてください。
初期費用や解約金はかかるの?
電気もガスも、契約に際して初期費用はかかりませんし、解約の際に違約金などが発生することもありません。 気になった方は気軽に申し込むことができます。
支払い日や締日はいつ?
検針日やクレジットカード会社の決めた日程によって決まります。電気とガスの支払いのタイミングが同じとは限りません。 電気とガスの検針日が大きく異なる場合はクレジットカード会社の決済タイミングがずれるため、どちらかの請求が次の月にずれることもあり得ます。
マンションやアパートでも申し込めるの?
基本的に申し込めますが、ごくまれに申し込めない場合もあります。 集合住宅では、稀に大家さんが一括で電力会社やガス会社を契約している場合があります。 その場合は申し込むことができないので、集合住宅にお住まいの人は一度確認してみましょう。
ガス漏れした時はどうすればいいの?
「東京ガス緊急保安受付窓口」に連絡をしてください。 電話番号:0570-002-299 ナビダイヤルを利用できない場合:03-6735-8899 受付時間:24時間、年中無休 こちらの電話番号はガス漏れ通報専用の電話番号です。
Looopガスについて分からないことがある時は?
「総合お問い合わせ窓口」に連絡をしてください。 電話番号:0120-707-454 受付時間:9:00~20:00、年中無休
まとめ
いかがでしたでしょうか。 二人暮らし以上の家庭ではLooopでんき+ガスでお得になりますが、一人暮らしの方のみ、セットにせずLooopでんき単体で利用する方がお得ということがわかったと思います。 Looopでんきの申し込みもLooopでんき+ガスの申し込みも費用はかからずできるので、気になった方は気軽に試してみてくださいね。