HTBエナジーは一人暮らしでも安くなる?料金比較で分かった真実

HTBエナジーは一人暮らしにどう?
HTBエナジーは一人暮らしでも安くなる?一人暮らしでも乗り換えて大丈夫?など疑問に思っていますよね。

HTBエナジーは豊富な料金プランを展開し、電気代をお得にできることで評判ですが、一人暮らしでも安くなるかはエリアによって異なります。

結論、アンペア契約制となる北海道・東北・関東・中部・北陸・九州エリアでは業界でもトップクラスの安さを実現しています。一方で関西・中国・四国エリアでは一人暮らしだとむしろ高くなる場合もあり、安くなったとしても他社に比べて割高です。

この記事ではHTBエナジーは一人暮らしのどんな場合で安くなり、どんな場合で安くならないのか評判を交えながら分かりやすく説明します。

契約前に必ず知っておいて欲しい内容になっているので、一人暮らしでHTBエナジーを検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。

HTBエナジーは一人暮らしでも安くなる?

HTBエナジーには複数の料金プランが用意されていますが、一人暮らしの方は電気使用量が少ない方向けの「ウルトラプラン」が該当します。

以下では一人暮らしの方がHTBエナジー「ウルトラプラン」を契約して電気代は安くなるのか、分かりやすく解説していきます。
電気代が安くなるのは?
  • 北海道・東北・関東・中部・北陸・九州エリアの一人暮らし
  • 電気代が安くならないのは?
  • 関西・中国・四国エリアの一人暮らし
  • 一人暮らしで電気代が安くなるのは?

    あらかじめアンペアを指定して契約する仕組みになっている北海道・東北・関東・中部・北陸・九州エリアでは、一人暮らしでもHTBエナジーに乗り換えて電気代を安くできます。
    
    アンペア(A)とは一度に流せる電気の量のことで、10~60Aまで存在し、一人暮らしでは20A、30A、40Aで契約することが一般的です。
    
    以下に、一人暮らしのいくつかの電気使用量とアンペア数の組み合わせで、地域の電力会社からHTBエナジーに乗り換えた場合の年間の削減額を表にしてまとめました。
    
    自分の住んでいる地域で、自分の電気の使用状況に近いところを参考にしてみてください。
    
     
    20A契約
    80kwh
    (月2,000円程度)
    30A契約
    120kwh
    (月3,200円程度)
    30A契約
    150kwh
    (月4,200円程度)
    40A契約
    200kwh
    (月5,500円程度)
    北海道-623円-2,800円-3,461円-6,394円
    東北-515円-1,931円-2,387円-4,014円
    関東-518円-1,946円-2,422円-5,422円
    中部-541円-2,435円-2,986円-5,480円
    北陸-458円-1,720円-2,112円-4,655円
    九州-477円-2,085円-2,648円-4,922円

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    このように、どんな一人暮らしの方でもHTBエナジーで電気代を安くすることができていますね。
    
    HTBエナジーでは、契約しているアンペアに基づいて割引率が決められています。
    
    アンペア
    割引率
    20アンペア
    2%OFF
    30アンペア
    北海道・中部・北陸
    東北・関東・北陸
    6%OFF
    5%OFF
    40アンペア
    北海道・関東・中部・北陸・九州
    東北
    8%OFF
    6%OFF
    電気代は毎月固定で支払う「基本料金」と、使った分だけ支払う「従量料金」の2つから成り立ちますが、HTBエナジーでは基本料金・従量料金ともに2%~8%割引となります。
    
    つまり、現在地域の電力会社を利用している方なら、今の電気代から単純に2%~8%節約できることになります。
    
    アンペアが大きいほど割引率が高くなるため、30アンペアや40アンペアで契約している一人暮らしの方ほどお得になりますね。地域や電気使用量によっても差がありますが、年間3,000円から6,000円程度の削減ができるでしょう。
    
    また、HTBエナジーでは20アンペアで契約していても電気代を安くできることができます。そもそも多くの新電力では20アンペア利用者を受け付けていないため、該当する一人暮らしの方にとってもHTBエナジーはおすすめとなります。

    他社と比較しても安い

    HTBエナジーは、地域の電力会社よりも安くなるだけでなく、他の新電力と比較しても安いです。
    
    一人暮らしで安くできる新電力はそもそも希少ですが、その中でも特に安いと言われている「リミックスでんき」「シン・エナジー」と、一人暮らしの平均的な電気使用量(30A/150kwh)で比較します。
    
    以下に、地域の電力会社からそれぞれの新電力に乗り換えた場合の年間節約額を計算して表にまとめたのでご覧ください。
    
     HTBエナジーリミックスでんきシン・エナジー
    北海道-3,461円-2,884円契約不可
    東北-2,387円-2,387円-828円
    関東-2,422円-2,422円-1,992円
    中部-2,986円-2,488円-1,908円
    北陸-2,112円-2,112円-1,392円
    九州-2,648円-2,206円-996円
    東北、関東、北陸ではリミックスでんきと並んで最も安く、北海道、中部、九州ではリミックスでんきよりさらに500円程度も安くなっています。
    
    リミックスでんきは全てのエリアで5%OFFになる新電力。HTBエナジーは東北、関東、北陸では5%OFFになるため同額になりますが、その他のエリアでは6%安くなる料金設定なので、リミックスでんきよりも安くなります。
    
    また、シン・エナジーは一律割引ではなく使用量に応じた割引となっています。シン・エナジーも一人暮らしには安い方ではありますが、HTBエナジーの方がさらに安くなりました。
    
    なお東京ガスや大阪ガス、Looopでんき、楽天でんき、ENEOSでんきといった有名な新電力は、一人暮らしの方にとってはここで比較したどの新電力よりも割高です。
    
    つまり、一人暮らしでお得なリミックスでんきやシン・エナジーと比べても同等以上に安いHTBエナジーは、一人暮らしにとって業界最安クラスと言えるのです。
    
    このように、複数社を比較してHTBエナジーを選んだという口コミも多く投稿されていました。
    

    東京ではセット割でさらに安くなる

    HTBエナジーでは、東京ガスの管内で「まじめなガス」という都市ガスも提供しています。HTBエナジーの電気とガスをセットで契約することにより、毎月102円のセット割が適用されてよりお得になります。
    
    さらにHTBエナジーのガスは東京ガスの料金に対して3%OFFとなっているため、ガスの料金も節約することができます。
    
    東京では同様に電気とガスのセット割がある新電力がいくつかありますが、その中でもHTBエナジーは一人暮らしではトップクラスの安さを実現しています。
    
    一人暮らしの平均的な電気・ガスの使用量で料金を比較したのでご覧ください。
    
    ※セット割適用後の料金です。
     HTBエナジー東京電力東京ガスCDエナジー
    電気代
    30A/150kwh使用
    3,836円4,038円4,000円3,918円
    ガス代
    15m³使用
    2,747円2,748円2,938円2,832円
    合計6,583円6,786円6,938円6,750円
    電気代、ガス代ともにセットで契約できる新電力の中でHTBエナジーが最も安くなるのがわかります。
    
    電気代に加えてガス代の節約もでき、また請求や管理も一本化することができるので、東京に住んでいる一人暮らしの方にはHTBエナジーはとてもおすすめです。
    

    関西・中国・四国エリアの一人暮らしは安くならない

    HTBエナジーは、アンペアによる契約となっていない関西・中国・四国エリアの一人暮らしでは電気代はあまり安くならず、使用量によってはむしろ地域の電力会社よりも高くなります。
    

    電気使用量が少ないと高くなる

    関西、中国、四国エリアで、いくつかの一人暮らしの電気使用量を想定し、地域電力会社から乗り換えた時の年間の差額を表にまとめたのでご覧ください。
    
     
    80kwh
    (月1,700円程度)
    120kwh
    (月2,500円程度)
    150kwh
    (月3,200円程度)
    200kwh
    (月4,500円程度)
    関西+1,536円+660円-132円-1,476円
    中国+1,848円+1,068円+288円-1,008円
    四国+1,212円+624円+48円-900円
    赤字になっている部分は、乗り換えて電気代が上がってしまうことを意味します。月の電気代が2,000円台かそれ以下になるような場合、HTBエナジーは地域の電力会社よりも電気代が高いことが分かります。
    
    関西、中国、四国エリアの地域の電力会社では、電気使用量15kwhまでが定額で、15kwh以上使った場合に課金されていく仕組みになっています。
    
    一方でHTBエナジーでは定額料金にプラスして、0kwhから電気代が課金されていきます。電気の単価は地域の電力会社より安く設定されていますが、地域電力会社では発生しなかった0kwh~15kwh分の料金がかかるため、結果的に一人暮らしでは高くなってしまいます。
    
    関西エリアを例に、関西電力とHTBエナジーの料金体系を見比べてみます。
    
     関西電力HTBエナジー
    定額341.02円310.33円
    使用料金
    (単価)
    0~15kwh0円18.49円
    15~120kwh20.32円18.49円
    120~300kwh25.80円23.47円
    300kwh~29.29円26.65円
    関西電力では存在しなかった0~15kwh分の料金が、HTBエナジーではかかってしまうことが分かります。実際にはどんなに電気を使わない方でも15kwhは必ず使うため、15kwh×18.49円=277円が毎月余計に発生してしまうことになります。
    
    HTBエナジーは、関西電力で3,100円以下、中国電力で3,700円以下、四国電力で3,600円以下の方は電気代が高くなります。該当する一人暮らしの方はHTBエナジーへの乗り換えは避けましょう。
    

    他社と比較すると割高

    月の電気代が4,000円程度など、一人暮らしでHTBエナジーに乗り換えて安くなる場合であっても、他の新電力と比較するとHTBエナジーは割高です。
    
    月の電気代が4,000円になる場合で、一人暮らしでも安い「リミックスでんき」「シン・エナジー」と年間の削減額を比較します。
    
     HTBエナジーリミックスでんきシン・エナジー
    関西-936円-2,409円-2,424円
    中国-360円-2,415円-2,004円
    四国-348円-2,412円-1,632円
    このように、リミックスでんきやシン・エナジーの方が圧倒的にHTBエナジーよりも安くなります。
    
    関西、中国、四国エリアに住んでいる一人暮らしの方は、HTBエナジーではなくリミックスでんきシン・エナジーを検討しましょう。
    

    HTBエナジーはこんな一人暮らしにおすすめ

    ここまでの内容を踏まえて、HTBエナジーはどんな一人暮らしの方におすすめできるかをまとめました。
    
    • 北海道・東北・関東・中部・北陸・九州の一人暮らしの方
    • 20アンペアで契約している一人暮らしの方
    • 電気とガスをセットにしたい東京の一人暮らしの方
    • 少なくとも1年以上は解約しない方
    アンペアによる契約となる北海道・東北・関東・中部・北陸・九州エリアでは、HTBエナジーは業界でもトップクラスに安いためおすすめです。30アンペアや40アンペアで契約している方はもちろん、他の多くの新電力では乗り換えられない20アンペア契約の方にもおすすめできます。
    
    また、東京では電気とガスをセットで契約することができます。管理や請求を一本化できるだけでなく、電気ガス代もエリア最安水準になるため、東京の一人暮らしではセットでの契約もおすすめです。
    
    なお、HTBエナジーは1年未満の解約で2,000円+税の解約金が発生します。そのため少なくとも1年以上契約するという方のほうが向いていると言えるでしょう。
    

    おわりに

    いかがでしたか?
    
    HTBエナジーはエリアによって、一人暮らしでお得になる場合とそうでない場合があることが分かっていただけたと思います。
    
    自分がお得になるという方はぜひHTBエナジーを検討してみましょう。一方で、お得でないという方はこの記事で紹介した他の新電力などもあわせて確認することで、自分にぴったりの電力会社を見つけていただけたら幸いです。
    

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