
一人暮らしで安い電力会社はどこだろう?と探していますよね。 電気は基本的に変えるだけで安くなると言われていますが、それは電気をたくさん使うファミリー世帯の話。一人暮らしでは各電力会社をきちんと比較しなければ、むしろ今までより損をしてしまう可能性があるのです。 この記事では、電力会社の元社員の筆者が各新電力を徹底的に比較し、一人暮らしで本当に安くなる新電力だけをランキング形式で紹介します。 結論、2022年に一人暮らしでおすすめな新電力は「CDエナジー」「東京ガスの電気」「大阪ガスの電気」「TOKAIでんき&ガス」「ソフトバンク おうちでんき」の5社になりました。 ランキングの他にも、一人暮らしでおさえておきたいお得な選び方や乗り換えの疑問点もあわせて解説しています。 一人暮らしの電力会社選びで後悔したくない方は、必ずこの記事を最後までご覧ください。
目次
一人暮らしにおすすめの電力会社ランキングTOP5
一人暮らしで電気代が安くなるおすすめ電力会社TOP5を紹介します。 どんな点がおすすめか、どんな方におすすめかということもまとめてあるので、あわせてご覧ください。
電気の乗り換えは新しい電力会社にWEBから申し込むだけです。現在の電力会社の解約は申込先の電力会社が代わりにやってくれます。
賃貸のマンション、アパート、集合住宅でも乗り換え可能です(高層マンションなど高圧受電契約を除く)。大家さんや管理会社に許可を取る必要もありません。
1位.CDエナジー
提供エリア:東京電力エリア
こんな一人暮らしにおすすめ
こんな人におすすめ! ・電気をあまり使わない人 ・電気もガスもお得にしたい人 ・電気とガスをまとめて管理したい人 ・とにかく光熱費を安くしたい
一人暮らしにおすすめプラン
「シングルでんき」
CDエナジーが一人暮らしにおすすめな理由
おすすめポイント ・一人暮らし用のプランがある ・電気とガスをまとめるとエリア最安水準 ・電気代の支払いでポイント貯まる ・初期費用、解約金0円
電気とガスのセットで最安クラス!
一人暮らしの方に今最も安くておすすめなのがCDエナジー。 CDエナジーには一人暮らしの方向けの料金プラン「シングルでんき」が用意されています。さらに首都圏ではガスの供給も行っていていて、電気とガスをセットで契約するとエリア最安水準の低価格で利用できるのが最大の魅力! 一人暮らしで電気をあまり使わない方では、電気代だけで節約できる額にはどうしても限界があります。 そこでCDエナジーでは電気とガスをセットで契約することで、電力会社単体で切り替えるより光熱費全体で大きくお得にすることができるのです。 電気だけでも相当安いですが、電気ガスをまとめるとさらにお得。電気もガスもお得にしたいという一人暮らしの方にピッタリの電力会社です。
特典・キャンペーンの活用でさらにお安く
さらに、CDエナジーでは電気代の支払いで毎月ポイントを貯められます。貯まったポイントはdポイントやTポイントなどに交換できるだけでなく、電気代の支払いに充てることも可能です。 初期費用や解約金も一切ないので、気になる方はぜひ気軽に試してみてください。 今なら最大13,000ポイントプレゼントキャンペーン実施中!気になる方はこの機会にぜひご検討ください。 なお、CDエナジーは大阪ガスと中部電力が共同出資してできた会社です。そのため、供給実績や安定性にも優れており安心して契約できますよ。
詳しくは『CDエナジーダイレクトを一人暮らしが選ぶメリットとただ一つの注意点』もご覧ください。
2位.東京ガスの電気
提供エリア:東京電力エリア
こんな一人暮らしにおすすめ
こんな人におすすめ! ・東京ガスの供給エリアに在住 ・電気をあまり使わない ・電気とガスをまとめたい ・実績のある企業と契約したい
一人暮らしにおすすめプラン
「基本プラン」
東京ガスの電気が一人暮らしにおすすめな理由
おすすめポイント ・電気とガスをまとめられる ・どんな使用量でも必ず安くなる ・電気代の支払いでポイントが貯まる ・初期費用、解約金0円
セット割だけじゃない!高い安定性も魅力
ご存知東京ガスも、「東京ガスの電気」として電気のサービスを展開しています。 東京ガスの電気は電気の使用量に関わらず必ず電気代が安くなるプランが特徴で、さらにガスとまとめると電気代が0.5%OFFされるセット割が付いてきます。 また、「パッチョポイント」と呼ばれるポイントが毎月貯まり、Tポイントやdポイント、楽天ポイント、Pontaポイントなど多くの提携ポイントとの交換も可能。ポイント還元率も同様のポイント特典を用意している会社よりも高く、効率的に貯められるのも嬉しい点です。 さらにレシピ動画サービス「クラシル」の有料機能が一部無料で使えたりと独自特典も豊富。一人暮らしで自炊をしている人には意外と嬉しいサービスです。 絶対に安くなること、そして何より新電力販売量全国NO.1の圧倒的信頼がおすすめポイント。 電気を切り替えたいけど知らないところだと不安‥という方はまずは東京ガスの電気から始めてはいかがでしょうか。 なお、東京ガスの電気では現在新規申し込みで基本料金3か月無料キャンペーンを実施しています。
3位.大阪ガスの電気
提供エリア:関西電力エリア
こんな一人暮らしにおすすめ
こんな人におすすめ! ・関西電力エリアに在住 ・電気をあまり使わない ・電気とガスをまとめたい ・実績のある企業と契約したい
一人暮らしにおすすめプラン
「ベースプランA-G」
大阪ガスの電気が一人暮らしにおすすめな理由
おすすめポイント ・電気とガスをまとめられる ・どんな使用量でも必ず安くなる ・自分にあったプランが選べる ・初期費用、解約金0円
大阪の一人暮らしはここ一択!安くて安心な大阪ガスの電気
大阪エリアで都市ガスを提供する大阪ガスも、「大阪ガスの電気」として電気を提供しています。 大阪ガスの最大のメリットは、どんな使用量であっても関西電力より必ず安くなるということ。大阪をはじめ関西エリアでは、一人暮らしなど電気使用量が少ないとむしろ割高になる新電力が多い中、大阪ガスであれば必ず電気代を安くすることができます。 さらに、アマゾンプライムの年会費を負担してくれるプランや、電気代の支払いでdポイントを貯められるプランも選べるなど、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで効率的に生活費を削減できるのも魅力です。 また、大阪ガスの電気は関西圏で契約件数No.1の絶対的な信頼性もおすすめポイント。国内最大級の自社発電所を持ち、供給安定性も文字通り抜群です。 なお、大阪ガスの都市ガスを利用していない方でも大阪ガスの電気は契約できます。その際も関西電力より安くなることは変わりないので、関西エリアの一人暮らしには数少ない優良サービスと言えます。 契約手数料や解約金も一切かからないため、気になる方はぜひこのタイミングで試してみてはいかがでしょうか。
4位.TOKAIでんき&ガス
提供エリア:中部電力エリア
こんな一人暮らしにおすすめ
こんな人におすすめ! ・中部電力エリアに在住 ・電気とガスをまとめたい ・ガスも安くしたい ・実績のある企業と契約したい
一人暮らしにおすすめプラン
「TOKAIでんきS」
さすてな電気が一人暮らしにおすすめな理由
おすすめポイント ・電気もガスも中部電力、東邦ガスより安い ・セット割でガス代200円引き ・2400ポイント貯まる特典付き ・初期費用、解約金0円 ・供給安定性が抜群
電気とガスセットでお得になる
「TOKAIでんき」は中部エリアの大手都市ガスである「TOKAI都市ガス」を運営する会社が提供する新電力です。「都市ガスは。TOKAI」のCMでおなじみの方も多いのではないでしょうか。 TOKAIでんきの最大の魅力は中部電力より安い電気と、東邦ガスより安いTOKAI都市ガスをセットで契約できるところ。 TOKAIでんきは中部電力より電気料金が確実に安く、一人暮らしは平均的な電気使用量で月50円ほど安くなります。 またTOKAI都市ガスは東邦ガスの一般料金と比べてガス料金が約3%安く、TOKAIでんきとセットにすればガス料金が月200円引きになる嬉しいセット割つき。 計算の結果、なんと中部電力、東邦ガスの電気とガスのセットと比べても、TOKAIでんきの電気とガスのセットが一番安いことが判明しました。 TOKAI都市ガスを利用する方は、TOKAIでんき一択と言っても過言ではないでしょう。
まとめるとポイントが貯まる特典付き
TOKAI都市ガスとTOKAIでんきをセットで契約すると、TOKAIグループ独自のサービスであるTCLポイントが1年間限定で2400ポイントもらえます。 貯まったポイントはTポイント、Amazonギフト券、auポイントなどに交換が可能。 つまりセット割やポイントを含めて考えると、一人暮らしは年間6300円以上もお得に。 また、経営するT&Tエナジー株式会社は、TOKAIグループと東京電力との共同出資で設立された会社であるため電力の供給安定性も申し分ないですね。 供給エリアは中部電力エリアと限られますが、解約する際の違約金もかからないため、TOKAI都市ガスを契約している方もそうでない方も気になった方はTOKAIでんきを試してみてはいかがでしょうか。
5位.ソフトバンク「おうちでんき」
提供エリア:北陸・九州を除く全国
こんな一人暮らしにおすすめ
こんな人におすすめ! ・ソフトバンク/ワイモバイルユーザー ・電気をあまり使わない人
一人暮らしにおすすめプラン
「おうちでんき」
ソフトバンクでんきが一人暮らしにおすすめな理由
おすすめポイント ・ソフトバンクの回線数×110円安くなる ・電気代も必ずオトクに ・電気代が1ヶ月まるまる無料 ・paypayポイント3,000円分プレゼント
電気を使わなくても毎月割引
ソフトバンクが提供する「おうちでんき」は、契約しているソフトバンク・ワイモバイルの回線数×110円が割引されるセット割が用意されています。
例えば自宅でソフトバンク光を契約し、ソフトバンクのスマホを契約していた場合、毎月220円が割引されるという仕組みです。一人暮らしの方はそもそも電気をあまり使わないため、電気の使用量とは無関係に毎月固定で割引されるのは大きなメリットと言えます。
電気代自体も、地域の電力会社と比べて使用料金の単価が1%OFFになっているので必ず安くできるのも嬉しい点です。
ソフトバンクユーザー以外も!電気代がなんと初月無料
さらに最大の魅力は、新規申し込みで電気代が1ヶ月まるまる無料になるキャンペーンを行っていること。月の電気代が4,000円の方なら、それだけで4,000円も節約できることになります。 ※対象エリアは東北・東京・中部・関西・沖縄電力です。 また、北海道・中国・四国電力エリア限定で、新規申し込みでpaypayポイント3,000円分プレゼントキャンペーンを開催中です。 こちらも加入するだけで実質3,000円の節約になりますので、かなり嬉しいキャンペーンですよね。
環境にやさしい電気を選ぶなら
最近は環境意識の高まりで、地球に優しい電気を契約する方が急増しています。そんな中、今一人暮らしに最もおすすめしたいエコな電気は「さすてな電気」です。 「さすてな電気」は東京ガスが提供する、再生可能エネルギー実質100%の電力を使用できるプランです。 通常環境に考慮した電力の料金プランは、基本のプランと比べて割高になることがほとんどですが、この「さすてな電気」は東京電力の従量電灯Bと料金が変わらず環境にも貢献できてしまう嬉しいプラン。 そもそも一人暮らしだと、どこの電力会社を選んでもそこまで安くならないことを考えて、どうせなら環境にやさしい電気を使いたいなと考える方にはぜひ試していただきたいプランですよ。 東京ガスが提供しているため、もちろん電力の供給安定性も申し分なしで安心して使用できます。 数百円の安さより、年間0.9t分の二酸化炭素を削減してちょっぴり地球に良いことしてみませんか?気になった方はぜひこのタイミングで申し込んでみてくださいね。
一人暮らしの平均的な電気代は?
総務省の統計によると、一人暮らしの方の電気代の平均は月に約5,700円(2019年、全国平均)。 ただし、エリアや年代、季節によって以下のような傾向にあります。
また、勤労世帯に限ると平均額は4,200円程度となっています。 平均はあくまで一つの指標ですが、平均より電気代が高い人は電力会社を切り替えることで安くできるでしょう。 詳しくは『一人暮らしの電気代ってどれくらい?みんなの平均と節約方法を徹底紹介』でまとめているのであわせてご覧ください。
【エリア別おすすめ】一人暮らしで安い電気料金を比較
エリアによっても、どこの電力会社が安いかは若干変わります。ここではエリアごとに、どの電力会社が一人暮らしで安いのかをまとめました。 ご自身がお住まいのエリアをご覧ください。 ※人口の多い東京電力エリア、関西電力エリアでは具体的に3つの使用量パターンでシミュレーションしています。
東京電力エリアで安い電気料金は?
●少なめ(30A/80kwh使用)
1 | Looopでんき | 2,112円 |
2 | CDエナジー | 2,312円 |
3 | リミックスでんき | 2,325円 |
4 | シンエナジー | 2,341円 |
5 | エバーグリーン | 2,378円 |
6 | 東京電力 | 2,448円 |
●ふつう(30A/120kwh使用)
1 | リミックスでんき | 3,080円 |
2 | CDエナジー | 3,096円 |
3 | シンエナジー | 3,128円 |
4 | エバーグリーン | 3,165円 |
5 | Looopでんき | 3,168円 |
6 | 東京電力 | 3,244円 |
●多め(30A/180kwh使用)
1 | リミックスでんき | 4,589円 |
2 | シンエナジー | 4,615円 |
3 | CDエナジー | 4,634円 |
4 | エバーグリーン | 4,638円 |
5 | Looopでんき | 4,752円 |
6 | 東京電力 | 4,832円 |
電気使用量や状況によっておすすめは異なる
平均的な使用量以上の家庭では、一律5%安くなるリミックスでんきが最も安いです。 一方、電気使用量が極めて少ない場合はLooopでんきが最も安くなります。また、40Aで契約している場合もLooopでんきが最も安くなる可能性が高いです。 また、CDエナジーではこれ以外にガスの料金も安くすることができます。電気とガスを合わせれば最安クラスとなるので、セットでお得にするならCDエナジーがおすすめです。
関西電力エリアで安い電気料金は?
●少なめ(80kwh使用)
1 | リミックスでんき | 1,577円 |
2 | おうちでんき | 1,604円(初月は0円) |
3 | 大阪ガス | 1,605円 |
4 | まちエネ | 1,655円 |
5 | Looopでんき | 1,792円 |
●ふつう(120kwh使用)
1 | リミックスでんき | 2,296円 |
2 | おうちでんき | 2,416円(初月は0円) |
3 | 大阪ガス | 2,417円 |
4 | まちエネ | 2,465円 |
5 | Looopでんき | 2,688円 |
●多め(180kwh使用)
1 | リミックスでんき | 3,812円 |
2 | おうちでんき | 3,862円(初月は0円) |
3 | 大阪ガス | 3,935円 |
4 | まちエネ | 3,942円 |
5 | Looopでんき | 4,032円 |
電気使用量に関わらずリミックスでんきがおすすめ
関西の一人暮らしの方は、関西電力の料金から一律5%OFFになるリミックスでんきを選ぶと最もお得にできます。 なお、基本料金0円のLooopでんきはこれくらいの使用量まではあまりお得とは言えませんが、月5,000円を超えるような使用量の多い一人暮らしの方ではお得に利用することもできます。
大阪ガスはガスもあわせて節約可
電気料金単体では5社中3位の大阪ガスですが、ガスとセットにすればガス代も節約することができます。 電気だけの節約では限界があるという一人暮らしの方も多いでしょうから、ガスとあわせて光熱費全体での節約も視野に入れるといいでしょう。 関西エリアの一人暮らしの方は『関西の一人暮らしでも電気代は安くなる?おすすめの電力会社や注意点を解説!』でも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
中部電力エリア(名古屋)で安い電気料金は?
中部電力エリアでは、電気とガスをセットにできる「よかエネ」がおすすめ。
よかエネは電気代が5%、ガス代が3%、それぞれ地域の電気ガス会社から安くなります。
名古屋周辺で一人暮らしをしているなら、よかエネに電気とガスをまとめるのが最善の選択肢と言えますよ。
北海道エリアで安い電気料金は?
北海道エリアでは、基本料金0円の「Looopでんき」がおすすめ。
北海道エリアは全国で最も基本料金が高く、一人暮らしであっても電気代のかなりの部分を占めてしまいます。
そのため、基本料金をまるまる0円にできるLooopでんきが最も効率的に電気代を節約することができます。
九州エリア(福岡)で安い電気料金は?
九州エリアでも、基本料金0円の「Looopでんき」がおすすめ。
九州エリアも比較的基本料金が高い傾向にあるため、基本料金0円の電力会社がお得です。
中国・四国エリアで安い電気料金は?
中国・四国エリアでは、「リミックスでんき」がおすすめ。 電気代が5%OFFになるため、電気使用量が少ない方でも確実に節約することができます。 ※現在、リミックスでんきは申込み多数のため新規受付を停止しています。
沖縄エリアで安い電気料金は?
沖縄エリアでは、「シンエナジー」がおすすめ。 シンエナジーは沖縄でも電気を提供している数少ない新電力で、なおかつ一人暮らしの使用量でも安くすることができます。 ※現在、シンエナジーは申込み多数のため新規受付を停止しています。
一人暮らしにおすすめの電力会社の選び方
一人暮らしでは、ファミリー世帯以上に電力会社を選ぶ際のコツを知っておくことが大切です。 ここでは、一人暮らしにおすすめの電力会社を選ぶポイントをまとめました。
自分の電気使用量を把握する
基本料金が安い電力会社を選ぶ
電気だけでなくガスとのセットも検討する
電気代以外の特典も考慮する
解約金・違約金がない電力会社を選ぶ
それぞれ順に確認していきましょう。
自分の電気使用量を把握する
自分がどれくらい電気を使うかによってお得な電力会社が変わるので、まずは自分の電気使用量を把握しておくことが大切です。 電気使用量はkwh(キロワットアワー)で表され、自分の電気使用量は毎月届く検針票あるいは電力会社のマイページで確認できます。 電力会社の料金単価は120kwh、300kwhを境に切り替わるため、自分の電気使用量が120kwh以下の方は120kwhまでの単価が安い電力会社を、120kwh以上の方は120~300kwhまでの単価が安い電力会社を選ぶとお得になります。
120kwhまでが安い電力会社
・リミックスでんき ・シン・エナジー
120kwh以上が安い電力会社
・Looopでんき
仮に80kwh程度しか使わないという方が120kwh以上使うと安くなる電力会社を選んだとしても、電気代をお得にすることはできません。普段の電気使用量をざっくりとでも把握しておくことが欠かせません。
基本料金が安い電力会社を選ぶ
基本料金は電気を契約すること自体にかかる料金で、電気を使わなくても毎月固定の金額を支払っています。基本料金は地域や契約しているアンペア(A)によって変わりますが、30Aなら800円前後、40Aなら1,000円前後がかかっています。
電気をあまり使わない一人暮らしでは電気代に占める基本料金の割合が大きくなるので、基本料金が安い電力会社を選ぶとお得です。
基本料金が安い電力会社
・CDエナジー(100円引き) ・リミックスでんき(5%OFF) ・シン・エナジー(約100円引き)
例えばCDエナジーでは基本料金だけで年間1,200円の節約になるので、一人暮らしの方は基本料金が安い電力会社を積極的に選んでいきましょう。
契約アンペアが大きい一人暮らしは基本料金0円がおすすめ
一人暮らしでも40Aや50Aなど大きなアンペアで契約している方は基本料金が高くなるため、基本料金0円の電力会社を選ぶとよりお得です。
基本料金が0円の電力会社
・Looopでんき ・楽天でんき ・あしたでんき
基本料金が0円の電力会社は、基本料金がかからない代わりに電気の単価が少し割高に設定されています。
契約アンペアが低く、基本料金が安めの場合は単価の割高分で電気代が値上がりしてしまう場合が多いですが、40A以上であれば必ず安くなるためおすすめです。
自分の契約アンペアは室内にあるブレーカーに表記されています。また検針票や電力会社のマイページにも載っているので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
電気だけでなくガスとのセットも検討する
一人暮らしの方は家族が多い方と比べて電気の使用量が少ないため、節約できる額も限られてしまいます。 そこで一人暮らしの方は電気だけでなくガスとセットで光熱費全体を節約するという視点も大切になります。
一人暮らしで電気とガスをセットで契約するメリット
・電気代だけでなくガス代も節約できる ・セット割が適用され、さらにお得になる ・電気とガスの請求をまとめられる ガスの切り替えは電気と同様にWEBから簡単にできますし、契約の費用や解約金などもかかりません。 現在のガス会社に特にこだわりがない方は、ガスも検討してみてください。
電気とガスのセット割がある電力会社
・CDエナジー:電気もガスも安くなるイチ押しの新電力 ・東京ガス:契約件数新電力No.1 ・HTBエナジー:特にガス代が安くなる(詳しくはこちら) ・関西電力『なっトクパック』:関西エリアでまとめるならここ(詳しくはこちら) ・小田急でんき:小田急ユーザーにおすすめ ・東急でんき:東急ユーザーにおすすめ 一人暮らしでおすすめな電気・ガス会社については『一人暮らしにおすすめの電気・ガスはどこ?注意点や契約の流れも解説』でも説明しているのであわせてご覧ください。
電気代以外の特典も考慮する
電力会社の中には、電気代の節約以外にも様々な特典を用意しているところがあります。一人暮らしで電気代自体の節約はあまり見込めないと感じた方は、そうした特典を重視して選ぶとお得な場合も多いです。 ローソンと三菱商事が提供する「まちエネ」では、電気代1,000円につき10ポイントのPontaポイントが貯まります。また、Lチキやハーゲンダッツなどと交換できるローソンの無料クーポンが毎月もらえたり、ユナイテッドシネマの映画が500円引き(大人)で見られるなどの特典があります。 電気代自体も必ず安くはなりますが、それ以外に上記の特典で月数百円分お得にできるでしょう。 また、エバーグリーンの電気では、通常は2,000円以上する個人賠償責任保険が無料で付帯します。自転車での人身事故やお店での商品の破損、他人の衣服や所持品の汚損など、様々な日常生活での事故に備えることができます。 電気代自体も必ず安くなるので、あわせて月々数百円の節約が可能になりますよ。
解約金・違約金がない電力会社を選ぶ
解約金・違約金がかかってしまう=かえって余計な出費が発生してしまうということです。
一人暮らしの方は引っ越しなどで電気を解約する機会も多くなりがちなので、解約金・違約金のかからない電力会社を選びましょう。
ランキングで紹介した各社はすべて解約金がかかりませんが、以下の新電力では発生するので注意してください。
解約金・違約金がかかる電力会社
・auでんき:1年未満の解約で2,000円
・ソフトバンクでんき:いつ解約しても500円
・ENEOSでんき:2年契約のみ1,000円+税
・HTBエナジー:1年未満の解約で2,000円+税
・J:COM電力:最大20,000円
一人暮らしで電気を乗り換える際の疑問解消
最後に、一人暮らしで電力会社を切り替える際によく聞かれる質問をまとめました。
一人暮らしでも必ず電気代は安くなる?
電気の使用量や契約アンペアによっては変わらないかむしろ割高になってしまう可能性があります。
電気使用量が極端に少ないと安くならない
電気の使用量が極端に少ない場合、電力会社を乗り換えても安くならない場合もあります。 そもそも新電力の多くは、使用量=電気料金が増えるにしたがって節約できる幅も大きくなるように金額を設定しています。 もちろん一人暮らしでも平均的な使用量の方であれば安くなりますが、月に2,000円未満というような極少使用量の方では残念ながらほとんど安くできないのです。
アンペア数によっては割高になる
電力会社の中にはあるアンペアまで基本料金が同額というところもあります。 例えば丸紅新電力では、10A~30A契約ではすべて基本料金が803円です(東京電力エリアの場合)。東京電力の20Aの基本料金は572円ですから、現在20Aで契約している方が丸紅新電力に切り替えると月に231円の値上がりになってしまうのです。 20A以下で契約している方は乗り換え検討先の電力会社の基本料金を確認しておくことをおすすめします。
一人暮らしの電気代を安くする方法は?
一人暮らしで電気代をもっと安くしたいと考えている方は、電力会社の切り替えとあわせて以下の方法も実践すると良いでしょう。
契約アンペアを下げる
現在30Aや40Aで契約している一人暮らしの方は、アンペアを20Aに下げることで月に200円~500円の節約になります。 それだけ電気を一度に使える量は減ってしまいますが、エアコン、ドライヤー、洗濯機、電子レンジなどの家電を3つ同時に使わないといった工夫をすれば問題ありません。 なお、10Aや15Aはさすがに低すぎて不自由になるので推奨しません。 アンペアの変更は、電力会社の切り替えと同時にできる会社と契約後でないとできない会社があるので、各社の公式HPを参考にしてみてください。
エアコンの使い方を見直す
エアコンは特に電気代が高くなる原因になるため、使い方を工夫することで使用電力を減らせます。
設定温度を調整する 冷房は28度、暖房は20度を目安にすることで電気代を抑えられます。
扇風機と併用する 扇風機を併用することで、部屋の空気を循環できエアコンの設定温度を下げずにすみます。
こまめに消さない エアコンは起動時が最も電気を使います。1時間以内の外出ならつけっぱなしの方が消費電力を抑えられます。
まとめ
新電力への切り替えは、基本的に「電気をたくさん使う人ほどお得になる」と言われています。 しかし、電気をあまり使わない家庭でもちゃんとお得になるということがこの記事でわかっていただけたかと思います。 ガスもまとめることでよりお得にすることができるので、ぜひあわせて検討してみてくださいね。
一人暮らしならCDエナジー

電気もガスも必ずおトク!セットで契約すればエリア最安水準を実現。
初期費用も解約金もないので、一人暮らしでも安心して契約できるのもポイントです。
今なら最大10,000ポイントプレゼント!実質最大10,000円節約できる大チャンスです。
株式会社ブレイブ
https://bra-ve.co.jp/
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