電気の引っ越し手続きと当日の流れは?停止から使用開始までを徹底解説

引っ越すことになったけど、電気の手続きはどうしたらいいの?いつまでにどんな連絡が必要?などの不安を抱えている人に、電気の引っ越しで必要な手続きと流れを分かりやすく解説します。

電気の引っ越しで必要なのは停止手続きと使用開始手続きの2つ。引っ越し当日から不備なく電気を使うために、ともに1週間前までを目安に行うことが大切です。

この記事では具体的な連絡方法や必要書類、引っ越し当日の流れなど、電気の引っ越しに関する疑問をもれなくまとめています。

また、当日まで手続きを忘れていた場合の対応もあわせて紹介するので、急ぎの方もぜひ参考にしてください。

これを読めば、新居で無事に電気を使えるまでの一連の情報を知ることができますよ。

電気の引っ越しの手続き

引っ越しをする際は、「電気の使用停止手続き」「電気の使用開始手続き」の2つを行う必要があります。

電気の使用停止は全員が同じ手続きを行いますが、使用開始手続きは人によって変わります。
  1. 電気の停止手続きを行う(全員)
  2. 電気の開始手続きを行う
    • 引っ越し先で同じ電力会社を利用する方
      ⇒停止手続きと同時に申し込みを行う
    • 引っ越し先で別の電力会社を利用する方
      ⇒改めて別の電力会社に申し込み手続きを行う
分かりやすく説明していきます。

1.電気の使用停止手続きをする

まずは現在利用している電力会社へ、電気の使用停止(廃止)連絡を行います。

方法は電話、WEBの2通りです。電話は混み合って繋がらない場合もあるため、基本的にはWEBからの手続きをおすすめします。

以下に、各地域の電力会社と主要な新電力の連絡先をまとめます。他の電力会社を利用している場合は、マイページなどで連絡先を確認してください。
連絡先一覧
電力会社WEB電話
北海道電力公式サイト0120-12-6565
東北電力公式サイト0120-175-266
東京電力公式サイト地区により異なる
詳細はこちら
中部電力公式サイト0120-921-691
北陸電力公式サイト0120-776453
関西電力公式サイト0800-777-8810
中国電力公式サイト地区により異なる
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四国電力公式サイト地区により異なる
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九州電力公式サイト地区により異なる
詳細はこちら
沖縄電力公式サイト0120-586-390
東京ガス公式サイト03-6838-9001
auでんき公式サイト0120-925-881
ソフトバンクでんきなし0800-170-3710
ENEOSでんきマイページ0120-15-8704
電話では引っ越しをすることになった旨を伝え、契約者情報の他に引っ越し日時、引っ越し先の情報をあわせて伝えるようにします。

WEBでは画面の指示に従い、必要な情報を入力していきます。

停止の連絡は引っ越し日の1週間前までを目安に行いましょう。

もし当日まで手続きを忘れていた場合は、速やかに電話で使用停止の連絡を行います。

ただし、会社によっては当日の停止を受け付けていない場合や、コールセンターの時間外で手続きができない場合もあります。その際は慌てず、翌日以降に再度連絡をしましょう。

停止手続きで必要なもの

引っ越しに伴い電気の停止をするには、以下の情報が必要になります。
  • 名前(契約者名義)
  • お客様番号
  • 現住所
  • 引っ越し日
  • 引っ越し先の住所
お客様番号は、電気の契約時に割り振られた13桁の番号で、毎月届く「検針票」に記載があります。
紙の検針票の発行を停止している場合、新電力を契約している場合はマイページのお客様情報などのページから確認できます。 検針票が見当たらずお客様番号が分からない方は、契約している電力会社のカスタマーセンターに連絡してください。住所、氏名、電話番号からお客様番号を割り出してもらえます。

2.電気の使用開始手続きをする

停止手続きが済んだら、引っ越し先での電気の使用開始申し込みを行います。

引っ越し先で同じ電力会社を利用するかによって手続きが異なります。

同じ電力会社を利用する場合

引っ越し先で同じ電力会社を利用する場合は、使用停止手続きと同時に使用開始手続きを行います。

WEBでは停止手続きと同じ画面上で申し込みができ、電話では引っ越し先でも契約する旨を伝えることで使用開始手続きができます。

新たな電力会社を利用する場合

以前の電力会社が引っ越し先で未対応だった、引っ越しを機に別の電力会社を利用したいという場合は、新たな電力会社との契約手続きを行います。

新たな電力会社への利用開始(新規契約)手続きも、電話WEBから行います。

特にこだわりがない場合は、各地域の大手電力会社に申し込みます。先ほど一覧で載せた連絡先から新規契約の手続きを行ってください。

新電力に新たに申し込みたい場合は、基本的に各社公式サイトから申し込みます。公式サイトでは電気代の想定シミュレーションも可能なので、引っ越しを機に安い電力会社へ切り替えてもいいでしょう。

なお、新電力の中には引っ越しと同時に新規契約ができるところとできないところがあります。以下に引っ越しと同時に申し込める新電力の例を挙げるので参考にしてください。
Looopでんき:基本料金が0円。沖縄を除く全国で対応 ●シン・エナジー:一人暮らしにおすすめ。北海道を除く全国で対応 ●エルピオでんき:家族が多い方におすすめ。北海道・沖縄を除く全国で対応 ●ENEOSでんき:Tポイントやdポイントが貯まる。沖縄を除く全国で対応
使用開始手続きも、引っ越し日から1週間前までを目安に済ませておくようにしましょう。

新規契約には「名前」「お客様番号」「引っ越し日」「引っ越し先の住所」が必要となります。

使用開始手続きを忘れていた場合は?

もし引っ越し当日まで使用開始手続きを忘れていた場合は、新居についたらブレーカーを上げてください。電気がつけば、そのまま利用することができます。

その際はポストや玄関などに備え付けられている「電気使用申込書」に必要事項を記入して投函してください。

一方でブレーカーを上げたのに電気がつかない場合は、電気を使うことができません。

電気がつかなかったら、早急に従来の地域電力会社(東京電力など)に電話で連絡をします。電話が繋がり次第、開通の依頼をします。

ただし、休日や営業時間外で連絡が取れなかった場合はその日は電気を使うことができないので注意してください。

電気の引っ越し当日の流れ

引っ越し当日の流れを説明します。
1.旧居のブレーカーを落として退去する
2.電気代の清算を行う(希望者のみ)
3.新居でブレーカーを上げる
現在の家を退去する際は、ブレーカーを落としておきます。ブレーカーはたくさんスイッチがありますが、一番左の大きなスイッチを落とせばOKです。

場合によっては退去日当日に検針員が訪れ、電気代の清算を行う場合があります。その場で清算をすることもできますが、後日まとめて請求が来るため検針員を待っている必要はありません。

新居では、電気を使用するためにブレーカーを上げます。ブレーカーを上げる際は順番があるので、以下の手順で行ってください。
  1. アンペアブレーカーを上げる
  2. 漏電遮断器を上げる
  3. 配線用遮断器を上げる
基本的に、左から順にスイッチを上げることになります。
なお、新居が「スマートメーター」という電子メーターに切り替わっていた場合、アンペアブレーカーは外されている場合があります。その際は2.漏電遮断器、3.配線用遮断器の順にスイッチを上げてください。

電気の引っ越しでよくある疑問

●引っ越した月の電気代の清算は?
●引っ越し日の予定が変わった場合は?
●引っ越しの際に解約金はかかる?
●手続きしたのに電気がつかない場合は?

引っ越した月の電気代の清算は?

引っ越した月の電気代は、日割りで清算されます。

旧居の電気代は前回検針日から利用停止をした日まで、新居の電気代は使用開始日から次回検針日までがそれぞれ計算され請求されます。

引っ越し日の予定が変わった場合は?

事前に申し込んだ予定日から引っ越し日が変わった場合は、早めに現在利用している電力会社、新居で利用する電力会社へ電話で連絡をします。

特に予定日より早まった場合は、引っ越し先で利用する電力会社への日程変更連絡を優先して行うようにしてください。

引っ越しの際に解約金はかかる?

引っ越しに伴い現在の電力会社を解約する際、基本的には解約金は発生しません。

しかし契約しているプランや電力会社によっては稀に解約金がかかる場合があります。気になる方は公式サイトやマイページで確認しておきましょう。

手続きしたのに電気がつかない場合は?

事前に電気の使用開始手続きを済ませ、新居でもブレーカーを上げたのに電気がつかない場合は、漏電している可能性があります。

その際は速やかに地域の電力会社に電話をして作業員が来るのを待ちましょう。

まとめ

引っ越し時に行う電気の手続きと流れを解説してきました。

手続き自体は難しくないので、引っ越しが決まったら余裕をもって取り組みましょう。

引っ越し当日から電気を使えるように、電気の使用停止、利用開始ともに引っ越しの1週間前までに行っておくと安心ですよ。
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