電気とガスはまとめるべき?メリット・デメリットと本当にお得な契約の仕方

電気とガスをまとめることを検討している方にとって、本当にお得になるのかな?デメリットはない?どこにまとめるのが一番安い?など気になるところですよね。

セット割が適用されたり、管理が一本化されるなど電気とガスをまとめることによるメリットも多いですが、実はセットにせず別々で契約した方がお得な場合も多いです。

この記事では電気とガスをまとめるのは本当にお得なのか?セットにするメリットやデメリットから分かりやすく解説していきます。

また、まとめるならどこがおすすめか?セットにしないならどうするとお得か?もあわせてお伝えします。

電気とガスをセットにしようと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

電気とガスをまとめるメリット

電気、ガスの自由化によって電気とガスをそれぞれ好きな会社と契約できるようになりました。

初めに、電気とガスを同じ会社でまとめることでどんなメリットが得られるのか説明していきます。

セット割が適用される

電気とガスを同じ会社で契約することにより、多くの場合でセット割が適用され割安な料金で利用できるようになります。

例えば東京ガスでは、セット契約により電気代が毎月270円割引されます。また、中部電力で電気とガスをまとめるとガスの料金が2%割引になります。東京電力では、初年度のガス料金が8%OFFになるというセット割が用意されています。

セット割の割引内容は会社によって様々ですが、このようにセットで契約することで電気代やガス代の割引を受けることができます。そのため、今より料金を安くできるというメリットがあります。

管理が一本化できる

電気とガスをまとめる2つめのメリットは、管理を一本化できるということです。

これまで別々に支払っていた料金を一つの会社に統一することができるため、月々の家計の管理が各段にしやすくなります。

また電気代、ガス代を一度に把握することも可能になります。ほとんどの会社ではWEB上でマイページが発行され、ネットでいつでも電気代、ガス代の請求額や使用量を見られるようになります。

さらに引っ越しなどで解約をする際も、一つの会社に連絡をするだけで電気・ガス両方の手続きを行えるようになります。

このように電気とガスの支払先が一本化されることで、別々で契約するより手続きや管理を楽にすることができるのです。

電気とガスをまとめるデメリット

一方で、電気とガスをまとめることによるデメリットも確認していきましょう。

電気とガスをセットで契約することによる不都合や、むしろ別々に契約した方がメリットが大きいと言えることを解説していきます。

必ずしもセット契約が安いわけではない

電気とガスをまとめるとセット割が適用されますが、実はセット割があるからといって安いとは限りません。

セット割のある会社はそもそもの電気、ガス料金があまり安くない場合が多いです。そのため、セット割よりも単純に安い料金プランを契約した方がお得になるのです。

例えば以下のような例で考えてみましょう。

Aさん:電気ガス代が合計20,000円、セット割で300円引きになる会社にセットで申し込む Bさん:セット割はないが、電気代が13,000円、ガス代が5,000円になる会社にそれぞれ申し込む
結果として、別々の会社を利用したBさんの方が安く済ませられることになります。 また、セット契約をしてもセット割が十分にない場合もあります。例えば中部電力では、ガス代はセット割が適用されますが、電気代には適用されません。ENEOSでは電気とガスをセットにできますが、セット割は用意されていません。 このようにセット契約が必ずしもお得になるわけではないというのが、電気とガスをまとめるデメリットです。

ガスの節約効果が少ない

電気とガスをまとめることでガス料金が割引になる場合が多いですが、そもそもガス料金は電気料金に比べて安く、その分節約できる額も限られます。

一般家庭ではガスより電気の方が使用するエネルギーの割合が大きいです。ガスは主にコンロや給湯器でしか利用しませんが、電気はエアコン、電子レンジ、洗濯機、ドライヤー、パソコンなど多くの場面で利用します。

そのため、ガス料金の節約できる額は電気に比べてごくわずかになってしまうのです。

つまり、セットで契約してガス料金をわずかに安くするより、安い電気料金プランを優先して契約した方がメリットが大きくなります。

解約がしにくくなる

会社によっては、電気とガスをまとめることで違約金が発生したり、電気ガスの片方だけを解約することができないなどの不都合が生じる場合があります。

九州電力では、電気とガスをセットにした場合、2年以内の解約で既に割り引かれた金額分が解約時に請求される場合があります。また、九州電力のガスだけの契約は不可能で、九州電力の電気を解約した場合、自動的にガスも解約となります。

電気とガスをまとめる前に、その会社の解約条件などを確認しておく必要があります。

電気とガスをまとめるならおすすめは?

料金だけを考えれば、電気とガスをまとめるより別々に契約した方がお得な場合が多いです。

しかし、管理を一本化できるメリットが大きいと感じる方はもちろん電気とガスをまとめてもいいでしょう。

電気とガスをまとめるならおすすめな契約方法を紹介します。

電力会社のガスセット契約がおすすめ

電気とガスのセット契約は「電力会社のガスセット」「ガス会社の電気セット」に大きく二分されます。

基本的には、電力会社のガスセット契約の方が安くなる傾向があるのでおすすめです。

エリア毎に、電気とガスのセットプランを用意している会社の電気・ガスの合計料金を比較します。
※一般的な4人家族の使用量で計算(電気400kwh、ガス35m³使用)。セット割適用後の料金
 電力会社のガスセットガス会社の電気セット
北海道エリアなし北海道ガス
19,647円
関東エリア東京電力
16,806円
東京ガス
16,275円
中部エリア中部電力
18,204円
東邦ガス
18,230円
関西エリア関西電力
15,475円
大阪ガス
16,105円
九州エリア九州電力
18,396円
西部ガス
18,931円
東京ガスを除き、電力会社にまとめた方が料金が安くなります。

電力会社ではセット割が適用されることに加えて専用の「ガス料金が安くなるプラン」「電気料金が安くなるプラン」を用意していることが多いです。

ガス会社では基本的にセット割または「電気料金が安くなるプラン」のいずれか一方しか用意していないため、電気ガスの合計では電力会社のセット契約の方がお得になるのです。

電気とガスをまとめたい場合は、基本的に電力会社にまとめることをおすすめします。

東京ではCDエナジーにまとめるとお得

東京は電気ガスのセットプランを提供している会社が多く、前述の東京電力、東京ガス以外からも選べます。

東京では、「CDエナジー」に電気とガスをまとめると最も安く利用することができます。
※一般的な4人家族の使用量で計算(電気400kwh、ガス35m³使用)。セット割適用後の料金
 電気ガス合計額
東京電力16,806円
東京ガス16,275円
CDエナジー15,819円
ENEOS15,964円
Looopでんき15,880円
ニチガス15,904円
CDエナジーでは電気の使用量に応じて3つの料金プランを用意しています。そのため、使用量に応じて適切なプランを選ぶことができ、電気代を安くすることができます。

また、ガス代も東京ガスより安く設定され、セット割により電気・ガス代ともにさらに0.5%割引になります。

その結果東京エリアの電気ガス会社では最安クラスの料金で利用することができます。

さらに電気代100円につき1ポイントの「カテエネポイント」が貯まるので、貯まったポイントを料金の支払いに充てたり、Tポイントやdポイントなどの提携ポイントと交換することも可能です。

CDエナジーは電気ガス会社の中だけでなく、電気しか提供していない新電力の中でも比較的安いため、電気とガスをまとめて料金も安くしたいという方に最適です。

解約金や契約条件などもなく、気負わずに契約することができます。

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電気ガス代を少しでも節約したいなら

ここまで読んできて、やはり光熱費を少しでも安くしたいという方もいると思います。

電気ガス代を少しでも節約したいなら、安い新電力と契約し、ガスはセットではなく単体で契約すると良いです。

特に電気代は光熱費に占める割合が大きいので、まずは安い新電力を選ぶことが大切です。

安い新電力と契約する

電気だけを提供している新電力を利用する方が、セットプランのある会社より電気代は安くなります。

新電力の電気料金プランは、電気の使用量に応じて様々なものが用意されています。自分の電気使用量やだいたいの電気代をあらかじめ把握し、自分の生活スタイルにあった新電力を選ぶようにしましょう。

例として、1~2人暮らし、ファミリー世帯、二世帯同居の3つのパターンで特に安い新電力を挙げておきます。
●1~2人暮らし:シン・エナジー
●ファミリー世帯:エルピオでんき
●二世帯同居:あしたでんき(たっぷりプラン)
迷ったらこれらの新電力を検討してみてください。

ガス単体で契約する

安い新電力が見つかったら、ガスを提供している会社とガス単体で契約します。

基本的にガス単体で契約する際は、大手ガス会社ではなく、電力会社のガスを契約するようにしましょう。

ガス会社のガスは今までの料金と変わりませんが、電力会社のガスは単体で契約してもいくらか料金単価が安く設定されているからです。

ガスを提供している電力会社は主に地域の大手電力会社になるので、東京の方なら東電、大阪の方なら関電とガスだけの契約をすることがガス代の効果的な節約方法となります。

まとめ

電気とガスをまとめると本当にお得なのか?メリットとデメリットから解説してきました。

セットにすることでセット割が適用されたり、管理が一元化されるなどのメリットもありますが、光熱費を少しでも抑えたいなら別々の会社に申し込んだ方がお得ということが分かっていただけたと思います。

とはいえ、電気ガスをまとめることももちろん利便性が高いので、セットにしたい方は基本的に電力会社にガスをまとめるようにしましょう。

電気ガス代を1円でも安くしたいという方は、安い新電力と、電力会社のガスを単体で契約するというのがベストです。

自分がどちらを優先するかよく考えて、最適な契約の仕方を見つけてください。
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