
CDエナジーダイレクトのガスはお得?電気とセット契約して大丈夫?など気になりますよね。
CDエナジーダイレクトは関東エリア限定で提供されている新しい電力会社ですが、ガスのサービスも実施されていて一緒に契約できます。
結論、CDエナジーダイレクトのガスは従来の東京ガスと比べても安い料金設定になっている上に、セット割によって電気代とガス代の両方が毎月0.5%割引きされるので、電気を申し込む際にセットで契約するとお得です。
ただし、一人暮らしなどガスの使用量が少ない方、またプランによっては、東京ガスから乗り換えてもそこまで大きなガス代の節約にはなりません。ガスだけの契約もできますが、基本的にはセット契約で割引を活用するのがおすすめです。
以下、CDエナジーダイレクトのガスに関する全情報をまとめたので是非参考にしてください。
目次
CDエナジーダイレクト×ガスの基礎知識
CDエナジーダイレクトのガスは、東京ガスの供給エリア(※日立市を除く)で提供されているサービスで、東京ガスよりも安い料金設定になっているのが大きな特徴です。 東京ガスの都市ガス供給エリアに住んでいる方であれば、現在東京ガス以外のガス会社と契約している場合でも問題なく乗り換えられます。 そもそもCDエナジーダイレクトは電力自由化に伴ない始まった新電力のサービスですが、ガスと一緒に契約することで電気・ガスの料金が毎月0.5%割引きされるセット割も実施中。 利用者の状況に合わせた複数の料金プランが用意されているので検討してみてください。
CDエナジーダイレクト×ガスの料金プラン
CDエナジーダイレクトが提供するガスの料金プランは以下の3つです。それぞれ見ていきましょう。
●ベーシックガス
⇒一般的な家庭向けの基本プラン
●ゆかぽかガス
⇒ガス温水床暖房の利用者向け
●はつでんガス
⇒東京ガスの「エネファームで発電エコぷらん」の契約者向け
⇒一般的な家庭向けの基本プラン
●ゆかぽかガス
⇒ガス温水床暖房の利用者向け
●はつでんガス
⇒東京ガスの「エネファームで発電エコぷらん」の契約者向け
ベーシックガス
ベーシックガスは、CDエナジーダイレクトが提供している一般家庭向けの基本プラン。 現在、東京ガスの一般料金プランや湯ったりエコプラン、他社のガス会社から乗り換える方向けのプランになっています。 ガス料金は「基本料金」と「従量料金(単価×ガス使用量)」の合計金額になっていて、ベーシックガスは両方とも東京ガスより安く設定されているのでガス代を節約することが可能です。
使用量 | 東京ガス | CDエナジー |
---|---|---|
【基本料金】 | ||
~20m³ | 759円 | 735.46円 |
20~80m³ | 1,056円 | 1,022.38円 |
80~200m³ | 1,232円 | 1,193.39円 |
【従量料金(1m³あたりの単価)】 | ||
~20m³ | 145.31円 | 140.76円 |
20~80m³ | 130.46円 | 126.42円 |
80~200m³ | 128.26円 | 124.28円 |
このように、東京ガスからCDエナジーに乗り換えてガス代が高くなる心配がありません。 それでは、一人暮らしの場合とファミリー世帯の場合でガス代が実際どれくらい安くなるのかをシミュレーションしていきます。
一人暮らしは毎月100円安くなる
総務省のデータを調べたところ、一人暮らしのガス代は平均3,012円で、CDエナジーダイレクトに乗り換えると毎月100円ほど安くなります。 一人暮らしの場合、残念ながら以前のガス代からそんなに安くなるわけではないので注意しましょう。
※一人暮らしの平均使用量(15.5m³/月)で計算
※参照元:総務省|家計調査/家計収支編 単身世帯
※参照元:総務省|家計調査/家計収支編 単身世帯
東京ガス | CDエナジー | |
---|---|---|
基本料金 | 759円 | 735.46円 |
従量料金 | 2,253円 | 2,181.78円 |
月々のガス代 | 3,012円 | 2,917円 |
もちろん一人暮らしでも、在宅ワークの方や頻繁に自炊する方はガスの使用量が増えるので、上で示した額より大きな削減になる可能性もあります。 なお、電気とセットで契約すればセット割でさらに50円前後の割引にもなります。 一人暮らしの方はガス単体で申し込むより、電気とあわせて契約してセット割を適用させることをおすすめします。
ファミリー世帯は毎月200円安くなる
続いて、ファミリー世帯の場合で比較したところ、ガス代が毎月200円ほど安くなります。 一人暮らしと同じようにそこまでお得感はありませんが、年間だと2,400円の節約になるので、CDエナジーに乗り換えておいて損はありません。
※3~4人家族の平均使用量(40m³/月)で計算
東京ガス | CDエナジー | |
---|---|---|
基本料金 | 1,056円 | 1,022.38円 |
従量料金 | 5,218円 | 5,056.8円 |
月々のガス代 | 6,274円 | 6,079円 |
CDエナジーの電気を利用している方ならセット割でここからさらに100円程度の割引が適用されるため、セット契約がおすすめです。 ちなみに、ファミリー世帯であればガス単体での契約もおすすめできます。CDエナジーはファミリー世帯にとって比較的安くなるような料金設定になっており、他社のガス会社を契約するよりもお得にできる可能性が高いです。 もちろん電気もガスもCDエナジーにまとめた方がお得ですが、ファミリー世帯では電気は他社、ガスだけCDエナジーという契約の仕方もありですよ。
ゆかぽかガス
ゆかぽかガスは、ガス温水床暖房を利用している家庭向けのプランです。 ガス温水床暖房を利用するとガスの使用量が大幅に増えてしまうことから、冬の時期の従量料金が安く設定されているのが大きな特徴です。 しかし、東京ガスの「暖らんぷらん」とほとんど同じ料金になっているので、CDエナジーダイレクトに乗り換えてもあまり安くなりません。
利用時期 | 使用量 | 基本料金 | 従量料金 |
---|---|---|---|
冬季 (12月~4月) | ~20m³ | 759円 | 145.2円 |
20~80m³ | 1,265円 | 119.9円 | |
80m³~ | 2,145円 | 108.9円 | |
その他時期 (5月~11月) | ~20m³ | 759円 | 145.2円 |
20~80m³ | 1,056円 | 130.35円 | |
80~200m³ | 1,232円 | 28.15円 |
東京ガスよりも僅かに安くなっていますが、それでも月々のガス代が数十円しか変わりません。そのため、ガスだけをCDエナジーの「ゆかぽかガス」に変更することはあまりおすすめできません。
乗り換えるのであれば、電気とのセット割を受けるために契約するといった考え方で利用すると良いでしょう。
はつでんガス
はつでんガスは、エネファームを利用している家庭向けのプランで、東京ガスの「発電エコぷらん」とほとんど同じ料金になっています。 先ほどの「ゆかぽかガス」と同様に、エネファームを利用するとガスの使用量が大幅に増えてしまうので、冬の時期の従量料金が一般的なプランより安くなっているのが特徴です。
利用時期 | 使用量 | 基本料金 | 従量料金 |
---|---|---|---|
冬季 (12月~4月) | ~20m³ | 759円 | 145.2円 |
20~80m³ | 1,485円 | 108.9円 | |
80m³~ | 1,925円 | 103.4円 | |
その他時期 (5月~11月) | ~20m³ | 759円 | 145.2円 |
20m³~ | 1,485円 | 108.9円 |
こちらのプランも東京ガスから乗り換えてもあまり安くなるわけではないので、ガス単体での乗り換えはおすすめとは言えません。 CDエナジーの電気を利用しているまたは検討しているならセット割のためにセットで契約すると良いでしょう。
CDエナジーダイレクト×ガスのメリット
CDエナジーダイレクトのガスを契約するメリットは以下2つあるので詳しく見ていきます。
電気代の請求とまとめられる
電気とガスをセットで契約すれば、両方の請求をCDエナジーダイレクト一本にまとめられるのが一つ目のメリット。 電気代とガス代の支払先が別々だと支出の管理がしにくいですが、CDエナジーダイレクトでは「カテエネ」というWEBサービスを利用することによって電気とガスの請求額を一括管理できます。 また、引っ越しなどで手続きが必要になる場合も、CDエナジーダイレクトに問い合わせれば電気・ガス両方の手続きができるのも便利な点です。
カテエネポイントがもらえる
CDエナジーダイレクトでは「カテエネポイント」が貯まる契約特典が用意されています。 カテエネポイントはCDエナジーダイレクトの電気代の支払いで貯められるポイント。dポイントやTポイントなどの様々な提携ポイントと交換可能です。
キャンペーンで最大10,000ポイント
2020年12月23日~2021年4月16日の期間中に、CDエナジーダイレクトの電気とガスをセットで申し込むことで最大10,000円分のカテエネポイントが受け取れます。 ただし、その中の7,000円分は抽選アンケートの結果次第なので、基本的に貰えるポイントは最大3,000円分です。 もし電気はすでに申し込んでいてガス単体で契約する場合でも、1,500円分のカテエネポイントが受け取れます。
家族ポイント割で毎月100ポイント
CDエナジーダイレクトのガスを利用している方の2親等以内の家族がCDエナジーダイレクト、中部電力、大阪ガスの電気またはガスを利用している場合、毎月100ポイントのカテエネポイントが貯まる家族ポイント割が適用されます。 なお、ポイントの受け取りには会員登録が必要なのでカテエネ公式サイトから申し込みましょう。
CDエナジーダイレクト×ガスの切り替え手順
1.公式サイトから申し込む
CDエナジーダイレクトのガスの申し込みは公式サイトからできます。 必要なもの ガスの検針票 検針票に記載されている「お客様番号」「供給地点特定番号」が必要になります。 申し込みの手順(所要時間:5分) ①必須事項を入力する ②重要事項説明書に同意する ③申し込み完了 東京ガスの検針票が手元にある方は、写真を撮ってアップロードすることで①を簡略化できます。
\ガス代おトクにしたいなら/
CDエナジーダイレクト
CDエナジーが選ばれる理由・・・
●東京ガスより必ずおトク! ●電気とガスをまとめてさらにおトク! ●ガスだけの契約もOK! ●東京ガスの全てのプランに対応! ●初期費用・解約金0円!
▼24時間受付中!WEBでカンタン切り替え▼CDエナジー公式サイト
※2022年以降、電力不足により多くの新電力が申込の停止や事業撤退が行われていますが、CDエナジー大阪ガス・中部電力の合弁会社であり、絶対的な供給安定性が魅力です。今後も安心して契約することができます。
2.申し込み用紙を返送する
WEBでの申し込みが完了後、2週間程度でCDエナジーダイレクトから申し込み用紙が封筒で送られてきます。 支払いに使うクレジットカード番号や口座番号などを記入し、返送します。
3.次回検針日翌日から切り替わる
次回のガスの検針日翌日からCDエナジーダイレクトのガスに切り替わります。 ガスの開栓作業には立ち会う必要があるので、予定を空けておきましょう。 切り替えが完了したら、CDエナジーダイレクトが代わりに利用中のガス会社の解約を行ってくれるので、利用者が手続きする必要がありません。
まとめ
CDエナジーダイレクトのガスは、東京ガスよりも少し安い料金設定になっている上に、電気とのセット割も実施しています。 しかし、ガス代が数百円しか変わらずそこまで安くなるわけではないので、契約するなら電気とセットで申し込みましょう。 この記事ではCDエナジーダイレクトのガスに関する全情報を紹介しています。特に料金プランが3つ用意されているので、それぞれの特徴を理解したうえで契約するか判断してください。