坊ちゃん電力をおすすめしない3つの理由!料金・評判まとめ

「知名度は低い。電気代はもっと低い。」というキャッチコピーが印象的な坊っちゃん電力。

愛媛にお住まいの人はCMを目にしたこともあるのではないでしょうか。

電気代はどのくらいお得になるのか調べてみたところ、それほどお得にならないということが分かりました。

電気代をとにかく安くしたい!という人にはおすすめできません。

さらに電気の使用量が少ない人は割高になってしまうというデメリットも。

今回は坊ちゃん電力がおすすめできない理由を、口コミや評判と併せて詳しく説明していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

坊ちゃん電力とは

坊ちゃん電力とは、愛媛県松山市にある株式会社坊っちゃん電力のことで、2015年5月27日に設立されました。

電気の供給エリアは四国・中国・九州・関西・関東・東北電力エリアです。

エリアごとに家庭向けのプランはそれぞれ1つずつですが、四国電力エリアのみ「マドンナプラン」というオール電化向けのプランもあります。

愛媛県にある電力会社で「電力の地産地消を進めることにより、地域を活性化する」という経営理念があるので、愛媛県にお住まいの人で地域の電力会社を応援したいという人には向いているかもしれませんね。
評判でも、電力会社を通じて地元の企業を応援したいという人がいました。

ちなみに坊っちゃん電力は、NTT西日本エリアかつ戸建て限定で「坊っちゃん光」という光コラボも提供していて、坊っちゃん光と坊っちゃん電力を同時に申し込むと、坊っちゃん光の通信料が税抜5,200円⇒税抜4,700円になります。

坊ちゃん光と坊ちゃん電力をまとめることで電気代は安くなりませんが、支払い方法(クレジットカード払い)がまとまるので、支払いをまとめたいという人にはおすすめです。

坊ちゃん電力をおすすめしない3つの理由

坊ちゃん電力をおすすめしない理由は3つあります。
①契約金2,500円かかる
②電気の使用量が少ないと高くなってしまう
③もっとお得な電力会社がある

特に①と②は重大なデメリットといえるので、順に説明します。

①契約金が2,500円かかる

坊っちゃん電力に切り替える際には2,500円の契約事務手数料がかかります。

契約の際に料金がかからない電力会社はたくさんあるので、これは大きなデメリットであると言わざるを得ません。

坊ちゃん電力に切り替えるだけで必ず2,500円損をしてしまうことになるので、おすすめできない理由と言えるでしょう。

②電気の使用量が少ないと高くなってしまう

料金プランを徹底調査したところ、電気の使用量が少ない人が坊ちゃん電力に切り替えると高くなってしまうというデメリットがあることが分かりました。

東京電力を例に計算してみると…
▼一人暮らしの電気代(30A/120kWh)

東京電力:3,243円
坊ちゃん電力:3,706円
463円高くなる

1ヵ月間で500円近く高くなってしまうという結果になりました。

では料金プランの仕組みを見てみましょう。

東京電力と坊ちゃん電力の、「契約アンペア数ごとに決まる基本料金」と「電気を使った分だけかかる従量料金」を表にまとめました。
基本料金
坊っちゃん電力
東京電力
30A1,018.51円
(+160.51円)
858円
40A1,222.22円
(+78.22円)
1,144円
50A1,425.92円
(-4.08円)
1,430円
60A1,629.62円
(-86.38円)
1,716円
従量料金
坊っちゃん電力
東京電力
~120kWh22.40円19.88円
120~300kWh22.40円26.48円
300kWh~25.46円30.57円
特に30Aや40Aの基本料金が高めに設定されています。

一人暮らしや電気の使用量が少ない人の家のほとんどは30Aまたは40Aに設定してあるので、坊ちゃん電力に切り替えると基本料金が高くなってしまうのです。

さらに従量料金も、電気の使用量が120kWh以下の場合、東京電力と比べて2.5円ほど高く設定されています。

このように坊ちゃん電力は、電気の使用量が少ない人が切り替えると電気代が高くなってしまう仕組みです。

四国・中国・関西電力エリアの場合は、契約アンペア数がない代わりに最低料金という料金がかかります。

最低料金とは、最初の11~15kWhまでの料金が定額で必ずかかる料金です。

しかし坊ちゃん電力の場合、100kWhまでの料金が定額でかかってしまいます。

つまり、電気の使用量が100kWh未満だとしても必ず100kWh分の最低料金を支払わなければいけないということ。

四国電力エリアを例に1ヵ月間の電気代を計算してみました。
▼一人暮らしの電気代(120kWh)

四国電力:2,631円
坊ちゃん電力:2,912円
281円高くなる

1ヵ月間で300円近くも高くなってしまいます。
評判でも、電気をあまり使わないから切り替えても電気代が高くなってしまうというつぶやきをみつけました。

他のエリアでも同じく高くなってしまうので、坊ちゃん電力は一人暮らしにおすすめできません。

③もっとお得な電力会社がある

上では一人暮らしの電気代を詳しく説明しましたが、他の世帯人数ではどうなるのでしょう。

結論から言うと、今より電気代が安くなったとしてももっとお得な電力会社は他にあります。

東京電力の電気代を基準に、坊ちゃん電力に切り替えた場合と安いと言われているピタでんに切り替えた場合の節約額をまとめてみました。
使用量坊ちゃん
電力
ピタでん
1人暮らし
30A
120kWh
+462円-158円
2人暮らし
40A
250kWh
-149円-544円
4人暮らし
50A
500kWh
-947円-1,355円
一人暮らしから四人暮らしまで、ピタでんの方が400円~600円ほど安くなりました。

坊ちゃん電力では今より安くなったとしても他の電力会社と比較したらあまりお得ではないので、電気代をとにかく安くしたいという人にはおすすめしません。

坊ちゃん電力へ申し込み前の確認事項

坊ちゃん電力へ申し込む前に確認すべき情報をまとめました。

解約・違約金はかからない

坊ちゃん電力では解約の際に料金がかかりません。

自分の都合で解約できるのはありがたいですね。

申し込み方法はWEBと郵送の2通り

公式サイトの申し込みフォーム、または書面で申し込み手続きができます。

マンションやアパートなどの集合住宅でも申し込むことができますが、建物で高圧一括受電をしている場合には契約ができません。

必ず事前に確認しておくようにしましょう。

支払い方法はクレジットカードのみ

坊っちゃん電力の支払い方法はクレジットカード払いのみで、口座振替での支払いはできません。

▼利用可能なクレジットカード
VISA、JCB、MasterCard、AmericanExpress、Diners

料金はマイページから確認できる

坊ちゃん電力での電気代は、マイページにログインすることで確認できます。

ちなみに郵送で明細を発行してもらう場合は、一通につき110円の発行手数料がかかるので注意しましょう。

手数料は、毎月の電気料金と合算して請求されます。

問い合わせ先

0800-777-1414(フリーコール)

公式サイトの問い合わせフォームからも問い合わせ可能です。

まとめ

坊っちゃん電力は一人暮らしは高くなってしまうため全くおすすめできません。

また高くならない場合でも他の電力会社と比較したら安さには劣ります。

もっと安くなる電力会社は他にあるので、ちゃんと安くなる電力会社を選びましょう。
【電力自由化】新電力の評判・比較まとめ