オール電化で電力会社を乗り換えるための全情報!おすすめ電力会社5社も紹介

オール電化で電力会社の乗り換えを検討しているけど、どこの電力会社がおすすめ?注意すべき点は?など気になっていませんか?

オール電化住宅では電気の使用量が多くなりますから、お得な電力会社に乗り換えて電気代を節約したいと思いますよね。

この記事では、オール電化の電気料金プランの特徴に触れながら、以下の点を分かりやすく解説します。
・そもそもオール電化は電力会社を乗り換えるべき?
・オール電化におすすめの電力会社
・オール電化で料金プランを選ぶ際の注意点
・電力会社の乗り換え方法や疑問点の解消

結論、最近オール電化にした方には「出光昭和シェルの電気」「CDエナジー」「J:COM電力」などの電力会社への乗り換えがおすすめ。一方で、以前からオール電化を利用している方は今のプランを契約し続けたほうがお得です。

ぜひこの記事を読んで、失敗しないお得な電力会社選びの参考にしてください。

オール電化で電力会社を乗り換える前に

オール電化で電力会社を乗り換える前に、現在のご自分のプランを確認する必要があります。

東京電力や関西電力などの電力会社各社は、2016年~2019年の間にオール電化向けの料金プランを改定しました。

現在契約しているプランがこの改定前か改定後かによって、オール電化で電力会社を乗り換えてお得になれるかどうかが変わります。

自分のオール電化プランを確認する

各電力会社ごとに、プランが改定された時期をまとめたのでご覧ください。
エリア改定時期
北海道電力2017年11月1日
東北電力2016年4月1日
東京電力2016年4月1日
中部電力2016年9月1日
北陸電力2016年8月1日
関西電力2019年4月1日
中国電力2016年4月1日
四国電力2018年10月1日
九州電力2016年4月1日
沖縄電力2017年4月1日
オール電化に切り替えた時期や、オール電化の住宅に住み始めた時期がこの表の時期より後の場合は、新電力に切り替えてお得にすることができます。

一方で、この時期より前にオール電化にした方や、プランを変更した方は、現在の電力会社を利用し続けた方がお得です。

オール電化におすすめの電力会社5選

ご自分が電力会社を乗り換えるべきか否かがわかったでしょうか?

ここでは電力会社を乗り換えてお得になる方に向けて、おすすめの電力会社を5社紹介します。

なお、プラン改定前からオール電化を利用している方でも、JCOMのサービスを利用している方はJCOM電力に乗り換えるとお得になるためあわせて紹介します。
おすすめ電力会社エリア対象
出光昭和シェルの電気沖縄を除く全国新プラン
出光昭和シェルの電気
CDエナジー
九電みらいエナジー
関東新プラン
出光昭和シェルの電気
イデックスでんき
九州新プラン
J:COM電力J:COMサービス圏新プラン
旧プラン

出光昭和シェルの電気|沖縄を除く全国

出光昭和シェルの電気

・電気料金が必ず安くなる
・ガソリン代が2円/L割引
出光昭和シェルの電気は、沖縄を除く全国でオール電化向けのプランを提供しています。

電気代が必ず安くなる

地域の電力会社の改定後のプラン同様、夜間(午前1時~6時)の電気料金を安く設定しています。

その上で地域の電力会社の「新プラン」より基本料金が安く設定されているため、必ずお得にすることができます。


10kVAで契約している方なら、毎月110円安くなることになります。

さらに、車を持っている方はシェルでの給油で2円/L割引が受けられる「カーオプション」も付いてきます。

北海道や関西、中国地方など他の新電力がオール電化プランを用意していないエリアはもちろんのこと、関東や九州地方の方も車をよく使う方などに特におすすめです。

CDエナジーダイレクト|関東

CDエナジー

・100円=1ポイント還元
・ポイントで電気代を支払える
CDエナジーは関東エリアで「スマートでんき」というプラン名でオール電化プランを用意しています。夜間(午前1時~6時)の電気料金が安く設定されています。

電気代の支払いでポイントが還元される

電気料金は東京電力の「新プラン」であるスマートライフプランと基本料金、従量料金ともに同額ですが、CDエナジーでは独自のカテエネポイントが100円につき1ポイント貯まるのが特徴。

電気代の1%がポイントとして還元される(実質割引)ということになります。

貯まったカテエネポイントはdポイントやTポイントなど多くの提携ポイントと交換可能です。

また、電気代の支払いに充てることも可能。つまり、実質電気代が1%安くなることと同じになります。

CDエナジーはポイント還元で電気代をお得にしたい方におすすめの電力会社です。

CDエナジー公式サイト

九電みらいエナジー|関東

九電みらいエナジー

・夜間の料金が安い
・安い時間が長い
・最大100円=2ポイント還元
九電みらいエナジーは九州電力グループの電力会社で、関東地方で電気の販売を行っています。

九電みらいエナジーのオール電化向けプラン「Nプラン」の特徴は、東京電力より安くて長い深夜料金と、電気代で貯まるポイントです。

東京電力より安くて長い深夜料金

九電みらいエナジーの夜間料金は、東京電力に比べて3時間長く、料金も最大8.08円(単価)安く設定されています。


夜間料金の適用開始が2時間早まっているので、早くから電気を使うように心がければ特に大きな節約ができるはずです。

電気代の支払いでポイントが還元される

また、「Nプラン」の他にdポイントが貯まる「dポイントプランN」、JALのマイルが貯まる「JALマイルプランN」、WAONポイントが貯まる「WAONプランN」があります。

これらポイントが貯まるプランも料金はNプランと同額なので、貯めたいポイントがある方は積極的に選ぶとお得です。

イデックスでんき|九州

イデックスでんき

・電気代が3%割引
・クレジットカード支払いで5%還元

九州電力より3%割引

イデックスでんきの「イデックスでんき夜トクプラン」は、九州電力の新プランである「電化でナイトセレクト」より基本料金、従量料金が一律3%安くなります。

今の電気代の3%分が必ず節約できるということです。

また、他にもカード決済割引などの各種割引が適用できます。

イデックスでんき各種割引
出典:イデックスでんき―公式サイト
九州地方のオール電化の方にはかなりお得な電力会社と言えますよ。

J:COM電力|J:COM対応エリア

J:COM電力

・旧プラン、新プラン両方に対応
・必ず電気代が安くなる
・J:COMのサービスが最大7,200円割引
J:COM電力の対応エリア
●関東(東京電力エリア)
●関西(関西電力エリア)
●福岡・熊本・大分(九州電力エリアの一部)
●下関(中国電力エリアの一部)
●札幌(北海道電力エリアの一部)
●仙台(東北電力エリアの一部)

改定前・改定後の両プランに対応

J:COM電力は、J:COM利用者またはこれから利用を検討している方が契約できる電気サービス。

J:COM電力の最大の特徴は、新電力では唯一改定前、改定後の両プランに対応したプランを用意しているということ。

旧プランからの乗り換えでも、新プランからの乗り換えでも必ずお得にすることができるのです。

J:COMのネットやテレビなどのサービスと一緒に利用することが条件になりますが、該当する方であればかなりおすすめです。

JCOMサービスとのセットで月300円割引

また、J:COMの他のサービスが戸建てで300円×24か月、集合住宅で300円×12か月割引になある「電力セット割」も受けられます。


契約すべきプランは公式サイトに詳細な対応表が載っているので、今のプラン名を控えた上で見つけてください。

オール電化で電力会社を乗り換える際の注意点

従来のオール電化プランから乗り換えると高くなる

冒頭でも述べた通り、プラン改定前からオール電化を利用している方は、新電力に乗り換えると高くなってしまいます。

例えば東京電力の「電化上手」というプランを利用していた方が他社新電力に乗り換えた場合、月に5,000円前後の値上がりとなります。

従来のプランでは、原発が動いていることを前提にしていたため、料金単価を安く設定できていました。しかし現在は原発に頼らない発電の比率が増えた結果、料金を高くせざるを得なくなっているのです。

『深夜が安いプラン』はオール電化向けではない

新電力の中には『深夜が安いプラン』を用意しているところもありますが、これらはオール電化向けプランではないので乗り換えると高くなってしまいます。

▼『深夜が安いプラン』を用意した電力会社の例
・親指でんき「日曜から夜更かしプラン」
・シンエナジー「生活フィットプラン」
・エルピオでんき「深夜お得プラン」

これらの電力会社は、あくまで通常のプランより夜間の電気料金が安いだけであり、オール電化向けプランと比べると割高なので契約してはいけません。

例として、東京電力のオール電化プラン「スマートライフS/L」と、各社のプランの料金を比べてみると明らかです。
 東京電力親指でんきシンエナジーエルピオ
日中25.80円30.50円33.05円28.00円
深夜17.78円20.40円17.98円~26.09円20.87円
これらのプランはオール電化ではない家庭で、夜間の電気使用量が多い方向けです。深夜がお得という書き方ではオール電化にも適しているように感じてしまいますが、むしろ高くなるので選ばないようにしてください。

他のエリアも同様に高くなってしまうので、「新プラン」利用者は、先ほど挙げた5社の中から選ぶのが安全です。

よくある質問

●乗り換え方法は?
●一般的なプランとの違いはなんですか?
●従来のプラン利用者で電気代を安くするには?
●工事や停電などはありますか?
●切り替えに費用はかかりますか?

オール電化で電力会社を乗り換える方法は?

電力会社の公式サイトにアクセスし、ネット上で申し込みを行います。

具体的な手順は以下の通りです。
  1. 公式サイトから申し込む
    ⇒現在の契約状況や契約者情報の入力、料金プランを選択
    ⇒重要事項説明書に同意し、申し込み完了
    
  2. スマートメーターの設置が行われる
    ※無料、立ち合い不要
  3. 現在の電力会社を解約する
    ※申し込み先の電力会社が行う
  4. 1ヵ月程度で電気が切り替わる
電気の検針票と、支払いに使うクレジットカードまたは口座情報をお手元に用意しておいてください。

オール電化プランと一般的なプランの違いはなんですか?

オール電化の料金プランは、日中が高く、夜間が安くなるような単価が設定されています。

一方、一般的な料金プランでは、時間帯に関係なく使用量によって単価が変わります。

東京電力のオール電化プラン「スマートライフ」と、一般的な料金プラン「従量電灯B」を比較してみます。
 オール電化
「スマートライフ」
一般的なプラン
「従量電灯B」
日中(6時~1時)夜間(1時~6時)24時間
~120kwh25.33円17.46円19.88円
120~300kwh25.33円17.46円26.48円
300kwh~25.33円17.46円30.57円
オール電化プランは使用量ではなく時間帯によって単価を変えることで、夜間に電気を多く使うオール電化住宅でお得に利用できるようになっています。

一般的な料金プランは時間帯ではなく、使用量によって単価を変えています。電気をあまり使わないと安く、たくさん使うと割高になるよう設定されています。

従来のオール電化プランで電気代を安くするには?

従来のプランの方は新電力に乗り換えるとむしろ割高になってしまうため乗り換えを推奨しません。

ただ、電力会社を変えなくても次の点を意識すれば電気代を節約できる可能性があります。

全ての家電の使用時間を夜間にずらす

エコキュートなどの元から夜間に稼働する設備だけでなく、炊飯器や洗濯機、乾燥機などの家電もできるだけ夜間の安い時間帯に使うようにすると良いでしょう。

旧プランの場合、夜間料金として安く設定されている時間帯は基本的に23時~7時が多いです(エリアやプランによって変わります)。

そのため、就寝前に洗濯機を回す、明け方に炊き上がるように炊飯器のタイマーを設定しておくなどの工夫で、電気代を節約することができます。

工事や停電などはありますか?

電気の切り替えで家の中で行われる工事などはありません。スマートメーターという電子メーターの設置を行う場合がありますが、簡単な作業で終わります。

また、電気の切り替えに際して停電なども起きません。切り替え日に自然に電気が切り替わります。

発電設備や送電網は地域の電力会社が管理するので、新電力に切り替えたからといって停電が増える心配もありません。

切り替えに費用はかかりますか?

今回紹介した電力会社の中では、J:COM電力のみ3,000円の初期費用が発生します。

その他の電力会社では切り替え費用はかかりません。

まとめ

オール電化でお得な電力会社や注意点などを説明してきました。

従来のプランの方はぜひ今のプランを継続して利用してください。新プランの方は、紹介した5社の中からお得な電力会社を見つけてみてください。
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