あくび電気の勧誘は早めに解約・クーリングオフを!被害者怒りの評判まとめ

あくび電気(AKUBIでんき)は、光回線や格安スマホなどの通信事業を行うあくびコミュニケーションズが提供する新電力。

なかなか特徴的な名前ですが、その名前は多くの悪評とともに聞かれることが多いです。

特にあくび電気の悪質な勧誘は有名で、先日の4月25日には消費者庁により業務停止命令が下されました。

この記事では、そうしたあくび電気の悪質な勧誘の手口やその対処法、また契約してしまった場合のクーリングオフのやり方などを被害者の評判・口コミとともにまとめました。

あくび電気(AKUBIでんき)とは

あくび電気(AKUBIでんき)とは、東京都渋谷区に本社を置くあくびコミュニケーションズが提供する新電力で、沖縄・離島を除いた全国で電気を提供しています。

しかし、あくび電気の実態は散々です。

■あくび電気の特徴
  • 殆どの場合で今までより電気代が高くなる
  • 契約や解約に高額な費用がかかる
  • 悪質な勧誘で消費者庁から業務停止命令(2019年4月25日)
  • ご覧の通り1ミリもおすすめできない新電力なので、検討している方は今すぐ考え直してください。

    また、契約してしまった方もすぐにクーリングオフなどの解約の手続きに入りましょう。

    あくび電気をいち早くクーリングオフする方法

    まず初めに、あくび電気を訪問や電話勧誘で契約してしまった方にクーリングオフの方法を解説します。

    クーリングオフとは

    クーリングオフとは、消費者保護を原則に訪問や勧誘で申し込んでしまった契約を一方的に解除できる制度です。

    もちろんあくび電気を訪問や勧誘で契約してしまった場合も、クーリングオフを活用することができます。

    クーリングオフができる条件

  • 訪問販売電話勧誘で申し込んだということ
  • 申込書面または契約書面を受け取って8日以内であること
  • なお、期間は書類が届いた日を1日目とカウントして8日以内となります。

    クーリングオフの方法

    あくび電気の重要事項説明書には、クーリングオフの手続きが記載されています。

    あくび電気のクーリングオフの方法

    出典:あくび電気 重要事項説明書

    電話郵送の2通りの方法があります。

    一つずつ見ていきます。

    1.電話でクーリングオフする方法

    「クーリングオフをします」という意思表示をあくび電気に電話で知らせる方法です。

    電話/0120-941-916
    受付時間/10:00 ~ 20:00(年中無休(年始年末を除く))

    しかし、この方法はおすすめしません。

    というのも、クーリングオフを定めている特定商取引法では、クーリングオフには「書面による解除通知の発信」が必要とされているからです(特商法第9条)。

    一言でいうと、電話では証拠が残らないため、しっかりとした書面でその通知を行う必要があるということです。

    あくび電気の重要事項説明書でも「クーリングオフ期間以内に弊社にクーリングオフ書面が到着しない可能性がある場合はお電話にてご対応いたします」と書いてあることから、電話でのクーリングオフはあくまで補助的な方法と見ておいたほうが良いでしょう。

    2.郵送でクーリングオフする方法

    郵送でクーリングオフをする場合、重要事項説明書に同封されているクーリングオフ申請書に記入し、同封の返信用封筒に入れて郵送します。

    郵送先
    〒150-0043
    東京都渋谷区道玄坂1-19-2 スプラインビル6F
    AKUBIでんきサポートセンター宛

    書類を発送して実際に到着するまでは一般的に1日~3日がかかります。

    もし8日以内に申請書があくび電気に到着しなさそうな場合は、上に書いた電話番号に電話をしておくと安心です。

    なお、期間を過ぎてしまった方は通常の解約手続きになります。

    業務停止命令!あくび電気の悪質な勧誘の全容

    あくび電気を提供するあくびコミュニケーションズは4月25日、消費者庁から電話勧誘や契約など一部業務の6カ月間の停止を命じられました。

    「毎月5%安くなる」の嘘

    あくび電気は「毎月の電気代が5%安くなる」などとうたいながら電話勧誘をして契約者を獲得していましたが、実際は電気料金の一部しか安くならず、特定商取引法に違反するとして処分されました。

    この「5%安くなる」ですが、実は5%安いというのはあくまで電気を300kwh以上使った時に適用される単価の話であって、「月々の電気代が今までの5%安くなる」という意味ではないんです。

    使用量東京電力
    (単価)
    あくび電気
    (単価)
    120kwhまで19.52円19.52円
    120kwhを越え
    300kwhまで
    26.00円26.00円
    300kwhを
    超える分
    30.02円28.52円
    (-5%)

    いかにも誤解を与えかねない表現ですよね。

    ちなみに実際の電気料金を計算してみるとよくわかります。

    例えば東京電力エリアで月に電気を400kwhを使った場合(3~4人の平均的な量)の料金はこうなります。

    ●東京電力⇒11,147円
    ●あくび電気⇒11,048円(-99円)

    99円というと、東京電力(11,147円)のたったの0.88%になるので、「月々の電気代が5%安くなる」が全くの嘘だとわかりますね。

    しかも!なんとこの料金以外に実際には「WEB明細使用料」なるものが毎月270円かかるので、利用者が毎月支払う本当の料金は逆に今までより高くなってしまうんです。

    (つまり実際の料金は11,318円になり、今まで東京電力で払っていた料金より毎月+171円されてしまいます。)

    安くなるどころか、あくび電気に切り替えることで今までより電気代が高くなってしまうという恐ろしい料金体系なんです。

    大手電力会社の関連企業と偽る悪質さ

    さらに、あくび電気はあたかも東京電力などの大手電力会社の関連企業であるかのように偽り、消費者を騙していたというんです。

    こちらは日経新聞の記事です。

    実際の料金プランは、大手と比べて使用量が300キロワット時を超える部分しか安くならなかったが、詳しい説明はせず「今後の値下げ率は毎月5%となっている」などとしていた。また、勧誘中に大手の名称を何度も使うことで関連会社とも思わせていたという。

    出典:日本経済新聞

    実際にこうした手法で騙されかけた人もたくさんいました。

    (他の口コミは記事の後半で紹介します。)

    こうした手法はあくび電気以外でも行われており、先日の5/29には大阪府にある電力会社の代理店の社長らが逮捕されました。

    電力自由化以降、一部の悪質な業者による被害も年々増えています。

    警察や行政機関も対応に乗り出しており、今回のあくび電気の業務停止命令もその一環でしょう。

    6か月間の業務停止のはずが…

    このように悪質な勧誘で4/25に半年間の勧誘や契約の業務停止命令を受けたあくび電気ですが、どういうわけかそれ以降も勧誘をしているらしいのです。

    5/11の口コミ・評判

    5/10の口コミ・評判

    これらの投稿の通りなら、相当悪質ですね。

    もしあくび電気から勧誘が来たら、迷わず最寄りの警察と消費生活センター(TEL:188)に通報しましょう。

    あくび電気を契約すべきでない3つの理由

    あくび電気の悪徳業者っぷりがおわかりいただけたと思います。

    しかしあくび電気のヤバさは悪質な勧誘だけではありません。

    あくび電気を契約してはいけない、あるいはすぐに解約すべき理由を3つ説明します。

    1.ほとんどの場合で電気料金が高くなる

    先ほど電気料金について簡単に説明しましたが、あくび電気の電気料金は電気を300kwh以上使った場合の単価が従来の電力会社より5%(約1.5円)安くなるだけ。

    これはどの地域であっても同様です。

    これだけなら割引額の低い電力会社だなあ程度で済むのですが、あくび電気は毎月270円の「WEB明細手数料」というものが別途かかります。

    つまりこの手数料を加えた実際の料金は今までの電力会社よりも高くなる場合が多いんです。

    そこで、具体的に毎月どれくらいの使用量だと今までより高くなるのかを地域ごとに計算しました。

    北海道電力エリア
    442kwh(北電で14,325円)未満だと確実に高くなる

    東北電力エリア
    522kwh(東北電で14,343円)未満だと確実に高くなる

    東京電力エリア
    514kwh(東電で14,569円)未満だと確実に高くなる

    中部電力エリア
    515kwh(中電で14,132円)未満だと確実に高くなる

    北陸電力エリア
    545kwh(陸電で12,532円)未満だと確実に高くなる

    関西電力エリア
    723kwh(関電で19,154円)未満だと確実に高くなる

    中国電力エリア
    706kwh(中電で19,116円)未満だと確実に高くなる

    四国電力エリア
    653kwh(四電で17,926円)未満だと確実に高くなる

    九州電力エリア
    537kwh(九電で13,360円)未満だと確実に高くなる

    ご覧の通り、かなりたくさん電気を使わない限り安くならないことがわかります。

    仮に500kwhであっても、5人家族の平均的な電気使用量です。

    この使用量に満たない一般的な電気使用量の方では、今までより確実に高くなるので非常に危険です。

    あくび電気よりよっぽどお得な電力会社はあるので、決してあくび電気と契約してはいけません。

    2.契約手数料がかかる

    あくび電気は、契約初月に事務手数料3,240円+契約手数料864円がかかります。

    普通、電気の契約で手数料なんてものはかかりません。

    あくび電気は契約するだけでこれだけの費用がかかってしまうのです。

    解約に違約金がかかる

    さらに、あくび電気の契約期間は24ヵ月更新となっており、更新月以外での解約で6,000円の違約金が発生します。

    解約金や違約金がかからない電力会社も多く、費用が発生するところでも1,000~2,000円が相場です。

    つまり、一度勧誘や訪問で騙されてあくび電気を契約してしまうと、解約するまでに10,104円がかかってしまうのです。
    (クーリングオフができる場合はかかりません。)

    利用者を騙して契約させて高い電気料金を請求し、解約しようとすると合計1万円以上の手数料をふんだくる。

    こんな業者は悪質以外の何物でもありません。

    絶対に契約してはいけませんし、契約してしまった方はいちはやく解約すべきです。

    あくび電気の評判・口コミ

    実際にあくび電気に苦しめられている被害者の口コミをまとめました。

    興味がある方だけサーっと目を通してください。

    東京電力との関連性を匂わせて…

    東京電力などの地域の電力会社を名乗って自社の契約にすり替えようとする悪質な手口です。

    見かけたら迷わず警察や消費生活センターに通報しましょう。

    スマートメーターの交換と偽り契約

    スマートメーターの交換工事と称して個人情報を聞き出し、勝手に電気の契約を変える手口です。

    こちらも現在被害が相次いでいて、国民生活センターでは注意喚起をしています。

    スマートメーターの交換で検針票や料金明細の内容を見せる必要は一切ないので、絶対に見せないようにしましょう。

    検針票・明細を見せろと要求

    検針票にはお客様番号供給地点特定番号など、電気の契約に不可欠な大切な情報が載っています。

    これらの情報を悪意ある業者が入手すると、勝手に電気の契約を切り替えることができてしまいます。

    電力会社を切り替えるつもりがない場合は決して見せてはいけまん。

    恐怖!いつの間にか契約済みに

    申し込んだ記憶がないのにいつの間にか契約になっていたという方たちの口コミです。

    おそらくですが、勧誘や訪問の際に検針票の情報を話してしまったのでしょう。

    繰り返しですが、契約の意思がない場合は決して検針票の内容を伝えてはいけません。

    業務停止の原因となった5%割引き

    やはり「毎月5%安くなる」の嘘に騙されてしまった方も多くいました。

    5%安くなるのは単価の話で、実際の電気料金は1%程度しか安くなりません。

    さらにそこに270円の手数料がかかるので、実際には今までより高くなるという悪質さ。

    言葉を失うほどのあくどさです。

    あくび電気の解約方法とおすすめの乗り換え先

    すでにあくび電気を契約してしまった方は、契約書類を受けとって8日以内ならクーリングオフができるというのは先ほど説明しました。

    しかしもうその期間を過ぎてしまった方はクーリングオフではなく、通常の解約手続きとなります。

    ここではあくび電気の解約方法と、乗り換えるならおすすめの電力会社を紹介します。

    あくび電気の解約方法

    あくび電気の解約方法ですが、実は次に契約したい電力会社に申し込むだけです。

    実際に東京電力などの地域の電力会社からあくび電気に切り替わった際も、特別な手続きなしに契約が切り替わったと思います。

    電力会社の解約は次の電力会社が行ってくれるというのが、電力自由化で決められた手続きなんです。

    あくび電気を解約したい方はいち早く次の電力会社を決めて申し込むことをおすすめします。

    おすすめの乗り換え先はあしたでんき

    あくび電気を検討していた方や、あくび電気を契約してしまった方におすすめなのが、東京電力のグループ企業であるあしたでんきという電力会社です。

    まずはあしたでんきがどれだけ安いかをご覧ください。

    東京電力エリアを例に、東京電力・あくび電気・あしたでんきの3社でシミュレーションをしました。

    【1人暮らし(30A契約・120kWh使用)】
    ●東京電力 3,184円
    ●あくび電気 3,454円(+270円)
    ●あしたでんき 3,060円(-124円)

    【3人家族(40A契約・400kWh使用)】
    ●東京電力 11,147円
    ●あくび電気 11,318円(+171円)
    ●あしたでんき 10,200円(-947円)

    【5人家族(50A契約・600kWh使用)】
    ●東京電力 17,432円
    ●あくび電気 17,252円(-180円)
    ●あしたでんき 15,300円(-2,132円)

    多くのケースで割高になるあくび電気とあしたでんきとではかなり金額差が開いていますね。

    あしたでんきはあくび電気のように余計な手数料や解約金などは一切かからないので、安心して利用することができます。

    もちろんこれらは例なので、実際にどれくらいの料金になるかは自分の使用量でシミュレーションしてみることが必要です。

    あしたでんきの公式サイトでは詳しいシミュレーションもできるので、気になる方は試してみることをおすすめしますよ。

    おまけ:悪質な勧誘の対処法

    あくび電気に限らず、悪質な勧誘が頻発しています。

    こうした怪しい勧誘が来た場合の対処法を紹介します。

    1.安易に答えない

    悪徳業者は、地域の電力会社と装ったり、工事のふりをして電気の契約を迫ってきます。

    電気の契約には検針票の情報が必要になるので、彼らはあの手この手で検針票の情報を聞き出そうとします。

    契約の意思がない場合は、決して答えないことが大切です。

    2.身元を確認する

    悪徳業者は身分を偽ったり、大手電力会社の関連会社かのような雰囲気を出してきます。

    相手の名刺や社員証などを見せてもらい、会社名、所属、名前を控えておきましょう。

    実際に地域の電力会社に問い合わせれば、本物の関連業者なのかそう偽っているだけなのかがわかります。

    また、公的機関に相談する際にも有益な情報になります。

    3.公的機関に相談・通報する

    少しでも不審に思ったら、消費生活センター電力・ガス取引監視等委員会、また最寄りの警察に通報しましょう。

    悪徳な業者を野放しにしないためにも、これらの機関を積極的に活用することをおすすめします。

    まとめ

    あくび電気は契約して良いことが一つもない電力会社です。

    もし契約して間もないのならすぐにクーリングオフの手続きに入ることをおすすめしますし、すでに契約から時間が経ってしまった方も早めに解約することをおすすめします。

    また、検討していた方も今すぐ考えを改めましょう。

    世の中には評判も良く、電気料金も安い電力会社はたくさんあります。

    当サイトでも多くの電力会社を紹介しているので、ぜひお得な電力会社を探しているときは参考にしていただけると嬉しいです。

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