
「電力会社を切り替えたいけどどこがおすすめか分からない…」と思っていませんか? おすすめの電力会社を見つけるには、電気料金の安さ、特典・割引の内容、キャンペーンの有無、供給実績を詳しく比較する必要があるのですが、自分で全てやるのは至難の業。 そこでこの記事では長年電力業界にいた筆者が徹底的に調べ上げ、本当におすすめできる電力会社を分かりやすくまとめました。 この記事でわかること ●おすすめの電力会社ランキング ●エリアや状況に合わせたおすすめ電力会社 ●料金・サービスの徹底比較 ●乗り換え方法や注意点など 結論、2021年4月特におすすめの電力会社は「CDエナジー」「Looopでんき」「シン・エナジー」「エルピオでんき」「リミックスでんき」の5社になります。 上記の5社以外にも、様々な目的や状況別におすすめできる電力会社はあるのでそれぞれ詳しく紹介します。電力会社選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までこの記事に目を通してくださいね。
※重要 2021年1月より、電力不足により「市場連動型」のプランを採用する新電力の電気代が急騰しています。しかし、当記事で紹介している新電力・プランは全て「市場連動型」に該当しないため、今回の事態を受けて今後も電気代が高騰することはありません。安心して契約することができますよ。
おすすめの電力会社ランキング
早速、おすすめの電力会社をランキング形式で紹介します。 以下の4つのポイントで比較し、総合的に評価の高い順にランキングにまとめました。
電気料金の安さ(最重視)
割引・特典の豊富さ
キャンペーンの充実度
電気の供給実績
詳しく比較する時間がないという方や、結局どこを選んだらいいかわからないという方は、ぜひこのランキングを参考にしてくださいね!
1位:CDエナジーダイレクト
この電力会社の特徴選べるプランが豊富に充実!ガスとのセットでエリア最安クラス
供給エリア東京電力エリア
初期費用・解約金
0円
電気料金の安さ、割引・特典の豊富さ、キャンペーンの充実度などで今最もおすすめなのが「CDエナジー」です。
電気とガスのセットで最安水準
CDエナジーの大きな特徴は、電気料金プランが豊富に用意されていること。
電気料金は世帯人数によって大きく変わりますが、CDエナジーでは一人暮らしから大家族まで自分にぴったりなプランを選ぶことができます。そのため、すべての方が電気代を確実にお得にすることが可能です。
特に電気代が月10,000円を超えるような家庭では、定額料金の「ファミリーでんき」がお得!電気使用量が多いほど単価が安く設定されているため、使えば使うほど割安になっていきます。
さらにCDエナジーでは都市ガスのサービスも提供していて、電気とガスをまとめて契約することが可能です。
電気だけでも相当安いですが、ガスとのセット契約で首都圏最安クラスを実現しているのが最大の魅力です。
豊富な特典・キャンペーン
さらにCDエナジーでは電気代の支払いで毎月ポイントを貯めることができます。
貯まったポイントはTポイントやdポイントなどの提携ポイントに交換できる他、電気代の支払いに100P=100円から充てることも可能。実質電気代をさらに節約することができます。
そして今なら新規申し込みでポイント10,000円分プレゼントキャンペーンを実施中!
10,000円分もらえるというのは、電気代をその分節約できたのと同じこと。
料金の安さに加えてこれら豊富な特典やキャンペーンによって、業界でも圧倒的なお得さを実現しているのです。
電気ガスをまとめたい、とにかくお得な会社と契約したいという方にピッタリな電力会社です。
詳しくは『CDエナジーの評判は?契約前に知りたい全情報』もご覧ください。
2位.Looopでんき
この電力会社の特徴基本料金0円!業界トックラスの安さを実現
供給エリア離島を除く全国
初期費用・解約金0円
電力自由化直後からサービスを開始し、すでに20万件を超える供給実績のあるLooopでんき。 シンプルなプランとお得な電気料金で、2021年現在も高い人気を誇る新電力です。
基本料金が0円
Looopでんきは、基本料金が0円の新電力。 これまでの電力会社では毎月数百円から1,000円前後の基本料金を支払っていましたが、Looopでんきはその分をまるまる0円にできるのです。 基本料金はアンペアが大きいほど高いので、40A以上など契約しているアンペアが大きい方ほど節約効果も大きく、業界でも最安クラスの安さで利用することができます。
契約後のサービスも充実
Looopでんきではマイページで乗り換え前の電力会社からの節約額が一目でわかる「節約額チェッカー」が利用できたり、東京電力エリアでは電気トラブルの一時対応を24時間365日無料で対応してもらえたりと契約後のサービスも充実しています。 また、節電できた量に応じてAmazonギフト券がもらえる「Looop節電道場」というイベントも定期的に開催(現在も開催中)。節電するだけお得になれるこのイベントは誰でも参加できるので、気になる方はぜひ契約してチャレンジしてみてください。
詳しくは『Looopでんきの評判は?メリット・注意点から分かる全情報』もご覧ください。
3位.シン・エナジー
この電力会社の特徴どんな人でもおトク!さらに昼間・夜間が断トツ安くなるプランも
供給エリア北海道を除く全国
初期費用・解約金
0円
どんな人でも必ずおトク
シン・エナジーの通常の料金プラン(きほんプラン)はどんな方が乗り換えても必ずおトクになるのが特徴。 電気をたくさん使う方だけでなく、普段あまり電気を使わない方でも必ず電気代を節約することができます。 詳しく調べるのが面倒という方や、複雑な比較が苦手という方にはもってこいのプランです。
昼間・夜間が安くなるプランも
さらにシン・エナジーで特筆すべきは、通常プランの他に夜間の電気料金が安くなる「夜生活フィットプラン」、昼間の電気料金が安くなる「昼生活フィットプラン」も用意されているということ。 「夜生活フィットプラン」は共働きの家庭や日中あまり家にいない方、仕事で日中はほとんど家を空ける一人暮らしの方などにおすすめで、「昼生活フィットプラン」は在宅ワークをしている方や小さなお子さんのいる子育て世帯などにおすすめです。 自分の生活スタイルに合ったプランを選べれば月に数千円もの節約も見込めます。 はじめて乗り換える方はもちろん、他社新電力であまり安くならなかったと感じている方にも積極的に選んでもらいたい新電力です。
詳しくは『シシン・エナジーの評判がヤバい?契約前に知りたい全情報』もご覧ください。
4位.エルピオでんき
この電力会社の特徴家族が多い方向け!たくさん使うととにかく安い
供給エリア東京電力エリア、東北電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリア
初期費用・解約金
0円
電気使用量が多いほど安くなる
エルピオでんきの最大の特徴は、電気をたくさん使う家庭でとにかく電気料金が安いこと。
特に電気をたくさん使った時(300kwh~)の単価が安く設定されているため、電気代が1万円を超える家庭などでお得に利用できます。
ガスとのセット割や基本料金0円などの飛び道具はないですが、シンプルに電気料金が安くなるのが魅力です。
料金プランはいくつか用意されていますが、関東・東北・中部エリアでは「スタンダードプランS」、関西・中国・四国・九州エリアは「使った分だけSプラン」がそれぞれ最もお得に使えるプランです。
家族が多くで電気をたくさん使う、月10,000円は必ず超えてしまうというような家庭では特におすすめしたい電力会社です。
キャッシュバックが高額
また、エルピオでんきでは高額なキャッシュバックを実施しているのも特徴。
今月末までの期間限定で、3,000円~20,000円のキャッシュバックを実施しています。
業界でもかなり高額なキャンペーンなので、気になる方は実施中の申し込みがおすすめです。
詳しくは『エルピオでんきの評判が半端ない!申し込み前に知るべき全情報』もご覧ください。
5位.リミックスでんき
この電力会社の特徴どんな方でも5%OFF!確実に安くなる新電力
供給エリア沖縄を除く全国
初期費用・解約金
0円
地域の電力会社の5%OFF
リミックスでんきは、地域の電力会社の電気料金から一律5%OFFになる料金プラン。
新電力の中には一定の使用量に満たないと安くならないところも多い中、リミックスでんきは電気使用量や契約内容にかかわらずどんな方でも必ず電気代を5%削減できるのが大きな魅力です。
電気使用量が少ないほどお得
リミックスでんきは使用量に関わらず安くなることから、特に電気をあまり使わない生活の方におすすめ。 電気代が4,000円程度など元から安い場合、他社では月に数十円の節約にしかならない一方で、リミックスでんきなら毎月200円以上の削減が可能です。 電気代を少しでも安くしたいと考えている一人暮らしや二人暮らしの方はリミックスでんきがピッタリと言えます。
エリア・状況別におすすめ電力会社を厳選
続いて、ランキングで紹介した5社以外にもエリアや状況別におすすめの電力会社を紹介します。 それぞれのおすすめ理由もあわせて説明するので、自分に当てはまるものを見てみてくださいね。
関東エリアでおすすめの電力会社は?
関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、茨城、栃木、山梨、静岡の富士川以東)は全国で最も人口が多く、大小多くの新電力が参入しています。
そして電気料金は北海道に次いで全国2位の高さ。そのため、数ある新電力の中から本当に信頼出来て電気料金も安くなる電力会社を選ぶのが大切です。
関東エリアでは、ランキングで紹介したCDエナジー、Looopでんき、エルピオでんき、リミックスでんき、シン・エナジーの他にも、東京ガスの電気もおすすめです。
東京ガスの電気がおすすめ
都市ガスを提供する東京ガスは、電気のサービスも展開しています。 電気とガスをまとめてセット割が適用される他にも、パッチョポイントが貯まる、電気ガスの無料修理サービスがつくなど特典も豊富です。 電気料金だけではすこし見劣りしますが、これらの充実した特典を考慮すると上位の新電力と並んでお得な新電力と言えます。 契約者数は全国No.1で、申し分のない人気と信頼性も魅力です。
関西エリアでおすすめの電力会社は?
関西エリア(京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良、和歌山、福井の一部、三重の一部、岐阜県の一部)は関東に次いで2番目に電気を使う人口が多いエリア。
関西エリアの特徴は①電気をたくさん使うと特に割高になること、②電気使用量が少ない人はそもそも安いということです。
電気をたくさん使う人は先ほどのランキングのエルピオでんき、Looopでんきがおすすめですが、電気をあまり使わない人はシン・エナジー、関西電力の「なっトクパック」(電気とガスのセット契約プラン)がおすすめです。
電気とガスをまとめられる関西電力がおすすめ
関西電力「なっトクパック」は、電気とガスをセットにしたプラン。電気代、ガス代ともに安くすることができます。 特に使用量が少ない家庭では電気だけでの節約は限界があるため、ガスもセットでお得にすると良いでしょう。
関西電力エリアにおすすめな電力会社はこちらでも詳しくまとめています。 ⇒関西電力エリアで安くておすすめな新電力会社ランキング【10社比較】
一人暮らしなら新日本エネルギーがおすすめ
関西エリアで一人暮らしをしている方なら、新日本エネルギーがおすすめです。 新日本エネルギーは毎月かかっていた最低料金が0円になります。関西電力の最低料金は341円なので、それだけで年間4,000円以上もの削減が可能です。 2021年現在、関西エリアの一人暮らしには最安値となっているので、ぜひ積極的に検討してみてください。
関西電力エリアで一人暮らしにおすすめな電力会社はこちらでも詳しくまとめています。 ⇒関西の一人暮らしでも電気代は安くなる?おすすめの電力会社や注意点を解説!
北海道エリアでおすすめの電力会社は?
北海道は全国で一番電気料金が高いエリア。 北海道では特に基本料金が高いため、基本料金が0円の電力会社がおすすめになります。 北海道で利用できる基本料金0円の電力会社でおすすめはLooopでんき。 基本料金は契約しているアンペアによって料金が変わり、北海道電力では40Aなら1,364円、60Aなら2,046円です。 一方Looopでんきは何アンペアで契約していても0円なので、それだけで1,000円~2,000円を節約できることになります。 基本料金0円は多くの方にメリットがありますが、北海道の方は特にその恩恵を受けられるのです。
北海道電力エリアでおすすめな電力会社はこちらで詳しくまとめています。 ⇒北海道電力エリアで安くておすすめな新電力会社ランキング【10社比較】
中部エリアでおすすめの電力会社は?
愛知県を擁する中部電力エリアは、東京電力エリアに次いで電気の使用量が多いエリアです。
中部地方で特におすすめの電力会社はあしたでんき、エルピオでんきの2社です。1人~4人家族まではあしたでんきがお得で、4人以上で電気をたくさん使う家庭ではエルピオでんきがお得になります。
中部電力エリアでおすすめな電力会社はこちらで詳しくまとめています。 ⇒中部地方でおすすめ電力会社ランキング!電力自由化で安い電気料金を10社比較
一人暮らしにおすすめの電力会社は?
一人暮らしの方は電気をあまり使わないため、電気をよく使うファミリー世帯とは異なる電力会社がおすすめになります。 一人暮らしの方はどんな使用量でも確実に5%安くなるリミックスでんき、毎月一律額が割り引かれるCDエナジー「シングルでんき」などを選ぶとお得です。
一人暮らしにおすすめの電力会社はこちらの記事でも詳しくまとめています。 ⇒『一人暮らしにおすすめの新電力会社と選び方!電気料金が安い5社比較』
電気とガスをまとめるのにおすすめの電力会社は?
電気とガスをセットにすることで請求がひとまとめになり、光熱費全体での節約も可能になります。 電気ガスのセット契約ができる電力会社は上でも紹介したCDエナジーや東京ガス、関西電力がありますが、他にもニチガスもおすすめです。 また、小田急グループが提供する小田急でんき、東急グループが提供する東急でんきも、それぞれガスとのセット契約が可能です。
スマホとまとめるのにおすすめの電力会社は?
大手スマホキャリアで電気のサービスを行っているのはauとソフトバンクの2社です。 auでんきは電気代の支払いでPontaポイントが貯まります。 ソフトバンクでんきはソフトバンク・ワイモバイルの回線数×100円が割引されます。また、電気のトラブルに無料で駆けつけてくれるサービスも利用できます。 なおソフトバンクでんきでは現在、初月の電気代がまるまる無料になるキャンペーンを実施しているので、このタイミングで申し込みましょう。
ポイントが貯まる電力会社でおすすめは?
電力会社の中には、電気代の支払いでポイントを貯められるところもあります。 ここではポイントが貯まり、かつ電気代もしっかり安い電力会社を2社紹介します。
まちエネ
ローソンと三菱商事が提供する新電力「まちエネ」は、電気代の支払い1,000円につき10ポイントのPontaポイントが貯まります。
Pontaポイントはそのまま使うだけでなく、dポイントやJALマイレージなど様々なポイントに交換することも可能です。
また、電気代も地域の電力会社より必ず安くなり、電気使用量が多いほどお得になるように設定されています。電気代の節約とポイント獲得の両方を効率よく実現したい方におすすめな新電力です。
楽天でんき
楽天でんきでは、電気代の支払いで200円につき1ポイント、さらに楽天カードで電気代を支払えばさらに100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
電気代はLooopでんきなどと同様の基本料金0円+一律の単価という設定で、電気をたくさん使うほど安くなるのが特徴です。
ただし、電気をあまり使わない方は逆に高くなる可能性があるので予めシミュレーションをしておくと安心です。
※楽天でんきは2021年現在、電力供給不足の影響により新規受付を停止しています。再開が決まり次第、この記事でもお知らせします。
オール電化におすすめは?
現在、オール電化の家庭の方で2016年より前に設定された料金プランを利用している人は、料金プランを変更してしまうと高くなってしまいます。
つまり、そうした方々は「今の電力会社を使い続けることがおすすめ」となります。
ただそれ以降に設定された料金プラン、例えば東京電力であれば「スマートライフプラン」を利用している人には、必ず安くなる出光昭和シェルの電気がおすすめです。
おすすめ電力会社15社を一括比較
この記事で紹介しているおすすめ電力会社15社をまとめて比較します。
料金プランの特徴を比較
料金プランの特徴を比較します。
Looopでんき | ・基本料金0円/一律の使用料金 |
エルピオでんき | ・たくさん使う人が特に安くなる |
シン・エナジー | ・少量使用者が安くなるプラン |
CDエナジー | ・使用量で選べる3つのプラン ・定額サービスが無料になる3つのプラン ・ガスとのセットで0.5%OFF ・カテエネポイントが100円=1P貯まる |
東京ガス | ・少量使用者、ファミリー世帯で選べる2つのプラン ・ガスとのセットで0.5%OFFまたは月275円引き ・パッチョポイントが1,000円=15P貯まる |
あしたでんき | ・基本料金0円/一律の使用料金 |
ニチガス | ・200kwhまで定額。3人家族以上で安くなる ・ガスとのセットで月300円引き |
出光昭和シェルの電気 | ・たくさん使う人が安くなる |
楽天でんき | ・基本料金0円/一律の使用料金 ・楽天ポイントが最大100円=1.5P貯まる |
親指でんき | ・基本料金0円/一律の使用料金 ・夜間の使用料が安くなるプランも |
ENEOSでんき | ・たくさん使う人が安くなる |
auでんき | ・電気料金は変わらない ・au WALLETが最大5%貯まる |
ソフトバンクでんき | ・電気料金が1%安くなる ・ソフトバンクの回線数×100円安くなる |
関西電力 「なっトクパック」 | ・電気とガスをまとめるとどちらも安くなる ・はぴeポイントが1,000円=8P貯まる |
eo電気 | ・少量使用者、ファミリー世帯で選べる2つのプラン ・eo光の月額料金が500円割引 |
電気料金を比較
実際の使用量を想定して電気料金を比較します。 東京電力エリアを例に、4人家族の平均的な使用量(50A/430kwh)で計算します。
エルピオでんき | 11,116円 |
Looopでんき | 11,352円 |
親指でんき | 11,352円 |
楽天でんき | 11,395円 |
CDエナジー | 11,524円 |
出光昭和シェルの電気 | 11,618円 |
ENEOSでんき | 11,641円 |
ニチガス | 11,686円 |
シン・エナジー | 11,703円 |
東京ガス | 11,732円 |
ソフトバンクでんき | 11,927円 |
auでんき | 11,931円 |
※関西エリア限定の関西電力「なっトクパック」、eo電気は除外しています。ポイント還元などを含めた実質の電気料金です。 4人家族の使用量では、エルピオでんき、続いてLooopでんきが安くなっています。出光昭和シェルの電気からシン・エナジーまでは月数十円から100円の差です。ソフトバンクでんき、auでんきがさらに200円以上高くなっています。 電気料金の安さではエルピオでんき、Looopでんきを選びましょう。
キャンペーン内容を比較
現在新規申し込みで行われているキャンペーンの内容を比較します。
エルピオでんき | 電気代最大20,000円キャッシュバック ※2021年1月31日まで |
ソフトバンクでんき | 初月の電気代が無料 ※終了日未定 |
楽天でんき | 楽天ポイント2,000Pプレゼント ※2021年2月2日まで |
eo電気 | 契約手数料・解約金無料 ※終了日未定 |
Looopでんき | なし |
東京ガス | なし |
CDエナジー | ポイント最大10,000円分プレゼント ※2021年4月16日まで |
あしたでんき | なし |
親指でんき | なし |
シン・エナジー | なし |
auでんき | なし |
出光昭和シェルの電気 | なし |
ENEOSでんき | なし |
ニチガス | なし |
関西電力 「なっトクパック」 | なし |
電源構成を比較
最後に発電の方法、電源に占める構成要素を比較します。開示されていないものは「開示なし」とします。
CDエナジー | 開示なし |
あしたでんき | 開示なし |
ソフトバンクでんき | 開示なし |
シン・エナジー | 開示なし |
親指でんき | 卸電力取引所(100%) |
Looopでんき | 再エネ(23.4%)、水力(2.6%)、その他(74%) |
楽天でんき | 開示なし |
auでんき | 卸電力取引所(58.5%)、LNG火力(12.6%)、石炭火力(11.0%)、再エネ(5.7%)、水力(2.0%) |
東京ガス | LNG火力(80%)、再エネ(9%)、石炭火力(6%)、卸電力取引所(2%)、石油火力(1%)、 |
出光昭和シェルの電気 | LNG火力(55%)、卸電力取引所(22%)、再エネ(20%)、その他(3%) |
ENEOSでんき | ガス火力(38%)、石油火力(26%)、再エネ(6%)、卸電力取引所(29%)、その他(2%) |
エルピオでんき | 火力(40%)、その他(60%) |
ニチガス | 開示なし |
関西電力 | LNG火力(42%)、石炭火力(26%)、原子力(10%)、水力(10%)、FIT電気(4%)、石油火力(2%)、再エネ(2%)、卸電力取引所(2%)、その他(1%) |
eo電気 | 卸電力取引所(96%)、その他(4%) |
再生可能エネルギーの比率が大きく、環境への負荷が比較的小さいと言える電力会社はLooopでんきです。 卸電力取引所とは電気の取引を行う市場で、ここには火力、原子力、水力など様々な方法で発電した電気が含まれます。また「その他」「開示なし」の場合は詳細が不明です。そのため100%自社発電の電気を利用できる電力会社はほとんどないのが現状です。
電力会社を乗り換える前の基本情報
おすすめな電力会社は見つかったでしょうか?最後に電力会社を乗り換える前の基本情報をまとめます。
電力会社の乗り換え方法と流れ
電力会社の乗り換えは、公式サイトから申し込むだけで完了します。
申し込む際は電気の検針票(新電力の場合はマイページ画面)、クレジットカードまたは口座番号を手元に用意しましょう。
▼乗り換えの流れ
公式サイトから申し込む
スマートメーターの設置作業が行われる
現在の電力会社の解約が行われる
電気が切り替わる
申し込み者がするのは1だけで、以降は何もする必要はありません。
工事は不要
電気の切り替えで工事はありません。 スマートメーターが未設置の場合のみ設置作業が行われますが、家の外にあるメーターの簡単な取替作業なので立ち合い不要、費用も無料です。
現在の電力会社の解約作業も不要
現在契約している電力会社の解約は、申込先の電力会社が代行してくれます。 自分で解約の手続きや連絡をする必要はありません。
約1か月で電気が切り替わる
電力会社によって異なりますが、おおむね申し込みから約1ヵ月で電気が切り替わります。 切り替え当日も何もする必要はなく、自然に切り替わります。
解約金・違約金がかかる場合がある
現在の電力会社を解約する際に、解約金や違約金が発生する場合があります。 従来の電力会社の「従量電灯A/B」を契約している方はかかりませんが、それ以外のプランや他の新電力を契約中の方は発生する可能性があるので公式サイト等で確認しましょう。 なお、この記事で紹介してきた電力会社で解約金・違約金が発生するのは以下の電力会社です。 ●auでんき:1年以内の解約で2,000円 ●ソフトバンクでんき:いつ解約しても500円 ●eo電気:1年以内の解約で3,000円
電力自由化について
電力自由化とは、2016年に始まった電力の小売り自由化のこと。 今までは必ず地域の決められた電力会社としか契約できませんでしたが、電力自由化以降、私たちは好きな電力会社と契約できるようになりました。 電力自由化以降に登場した電力会社は「新電力」と呼ばれ、大小あわせて500社を超えるといわれています。
乗り換えても電気の品質・安定性は変わらない
電気を家庭まで送る送電網はこれまでも従来の電力会社が管理しますし、乗り換え先の電力会社で万が一電気の供給がストップしても、代わりに従来の電力会社がバックアップする仕組みになっています。 これまでと全く同じ電気を使うことができます。
まとめ
いかがでしたか? かなり長くなってしまいましたが、新電力会社への乗り換えにきっと役に立つと思います。 たくさんあって選ぶのが面倒だという方もいると思いますが、そうした方にはこの記事で紹介した「おすすめ新電力会社TOP5」からぜひ検討してみてくださいね。