東京ガス「電気の切り替え」焦りすぎ?契約前にデメリットへの理解を!

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東京ガス「電気の切り替え」焦りすぎ!契約前にデメリットの理解を

電力自由化で一般家庭の電気を切り替えることができるようになり、既に利用していた電力会社から他の新電力にされた方も多いのではないでしょうか?

最も人口が多い東京を含む関東圏では、自由化される前の評判通り「東京ガス」が切り替え数No.1となっており、飛ぶ鳥を落とす勢いで電力市場を賑わしています。

ただ、関東に住んでいる人からすれば「焦りすぎでは?」と感じてしまうほど、テレビCMやインターネットメディアに露出し、近い将来、今のつけがが回ってくる予感が個人的にしています。

もし、東京電力から東京ガスに切り替えようと思っているなら、おそらく知らないであろうデメリットだけは把握しておいてください。

東京ガスは電気事業に存亡をかけている

関東圏に住んでいる方は「最近なんか東京ガスのCM多いな…」と感じてはいませんか?そのように感じていなくても、今日から意識してテレビを見ていれば自ずと気づくことになるはずです。

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上記の動画は妻夫木聡・広瀬すず・武井壮が出演していて、同様のCMを見たことがない人の方が少ないのではないでしょうか。もちろん日本有数の大手企業なので宣伝するのは当たり前ですが、これだけ放送することには東京ガスにも事情があるのです。

都市ガス小売自由化が焦りの原因

2016年4月に電力自由化、そして2017年に都市ガス小売り自由化となります。どういったことなのか簡単に説明すると、都市ガスと呼ばれる東京ガスや大阪ガスの独占供給がなくなり、新たに参入する新ガス会社と自由に契約することが可能となります。

ではガス自由化となると一体どのような状況になると思いますか?そうです、東京ガスなど独占していたガス会社の顧客が大移動をはじめていきます。

市場は違いますが、電力自由化によって大手電力会社の顧客は新電力に切り替え始めており、今後も離れ続けていくのは間違いないでしょう。

その事態に黙って指を咥えている訳にはいかないので、東電や関電などは自分たちの縄張り以外の土地に新電力として参入し、他より薄利な料金プランで失った分を補填する動きをしています。

そして、ガス自由化では上記と全く同じ現象が起こることが予想されます。

日本では電気もガスも同じような仕組みで成り立っているので、いくら民間の会社が運営していたといっても半分国営のような企業でした。しかし、自由化はその生ぬるい市場を競争させる市場に変え、これからは消費者のメリットを本当に考えるようになっていくでしょう。

東京ガスは自由化前に被害を最小限にしたい

電力業界に長く携わっていた私から見ると、新電力「東京ガス」が実施している電気料金は、企業として黒字を見込んだものとは到底思えません。

東京ガスにしてみれば利益をあげる以上に大事なことがあり、都市ガス小売り自由化を迎えた際に他社へ顧客を奪われないようにすることです。その布石として今できるのは・・

東電の顧客を自由化前にどれだけ奪えるか

東京ガスは安い電気と本業のガスをセット販売して、ガス自由化を迎えた際に「セット割の恩恵があるからこのままでいいや」というお客さんを、超薄利多売モデルで獲得している状況です。自由競争なので文句は言えませんが、現在の販売方法はちょっと卑怯な気もしますが・・。

ただ、それぐらいガスの自由化にビビっているのは確かで、東ガスの社員たちも自分たちの居場所を確保するため焦っているのは間違いないですw

東京ガスの電気は安い!しかしデメリットも・・

東京ガスの電気は安い!しかしデメリットも・・

100%偽りのない本音を伝えますが、ガス小売り自由化が始まるまでは条件さえクリアしてれば、切り替え先を「東京ガス」にするのが一番お得です。

普通の企業であれば利益を出さないといけないので、東京ガスのように本業を守るための超薄利ビジネスは真似できません。その為、消費者のメリットだけ考えれば、電力業界の人間であっても口を揃えて「東ガスがお得」と同じことを言うはずです。

但し、切り替えをする方に知っておいてもらいたいことがいくつかあります。

一人暮らしや電気使用量が少ない世帯は安くない

東電より10%ぐらい安くなった!とネットには口コミが沢山ありますが、実は「東京ガスの電気シュミレーション」で試算しても高くなってしまう人がいます。

間違えて申込みする人もいるので公式HPでは一切その事に触れていませんが、以下に該当するような世帯の場合は逆に高くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

  • 一人暮らし(単身)
  • 現在の契約が30A未満
  • 日中の消費電力が少ない

他にも安くならない条件はいろいろとありそうですが、要は電気代が高い人に焦点を当てているようです。一人でも多くの顧客を囲いたいはずなのに、どうして単身世帯などを外したのか…。

一人暮らしの方が電気代を気にしてる割合が多いのに、その辺はあまり気にしてないのかもしれませんね。

ガス自由化で更にお得になれるかも?

ガスの自由化後のことはまだ誰も知る由がありませんが、電力自由化で東ガスが打ち出したような「低価格プラン」を、新ガス会社が実施する可能性は高いと思います。

おそらく東京電力は取られた顧客を取り戻す意味でも、ガス事業へ参入して東ガスより遥かに安いプランで勝負するはずです。また、他の会社もシェアを獲得するために、今では考えられない安さを提供するかもしれません。

現状では東電より安くなる!ということで切り替えをしている人が多いですが、あまり早まった決断をしてしまうと「後々損をしてしまう可能性」があることは理解しておくべきです。新電力の中には初期手数料や解約違約金があるところもありますので・・。

目先のお得に飛びつく気持ちは分かりますが、市場の動向を見ながら待つのもお得への近道かもしれません。

まとめ

電力自由化で参入した新電力中で「東京ガス」が東電より安く、お得になる人が多いのは事実です。しかし、それが「ひとときの事」になってしまう可能性が秘めているのも事実です。

今は当サイトのような情報を無料で発信するサイトが増えているので、面倒くさがらずに契約する前にでも確認してもらい、企業の手のひらで踊らされないようにしてください。

情報弱者のおかげで大きな利益をあげている企業を減らすためにも、業界の裏話やリアルな評判は今後も更新し続けていきます。「絶対に誰よりも得したい!」という方は、コメントなどに質問して頂ければ私なりに回答させてもらいます。

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