新電力「SBパワー」とは?電力市場に旋風を巻き起こすのか

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SBパワーの料金プランやキャッシュバックキャンペーン

ソフトバンクグループの新電力「SBパワー」の会社情報及び今後、事業展開はどのように動いていくのか?予想も含めて紹介していきます。

同社の本業は通信事業だという事は周知の事実ですが、電力事業への参入ではたして電力市場に旋風が巻き起こるのか注目が集まっています。

携帯電話の販売では価格破壊をしてくれた事もあり、電気の料金プランにもメスを入れてもらい、消費者へのメリットを大きくしてくれるのではないでしょうか。

それでは、新電力SBパワーについてお伝えしていきます。

SBパワーとは?

これまでSBパワーの社名を聞いたことがなかった人も多いでしょうが、大口顧客向けの電力販売は既に行っています。ただ、市場自体が大手電力会社(東電など)が独占市場になっており、そこまで販売には力を入れていないようです。

会社概要

社名 SBパワー株式会社
創立年月日 2012年8月31日
所在地 東京都港区東新橋1丁目9番1号 東京汐留ビルディング
代表者 馬場 一
資本金 150百万(2015年3月31日現在)
株主 ソフトバンク株式会社 100%
事業内容
  • 電力の売買業務及び売買の仲介業務
  • 発電及び電力の供給業務
  • 発電に付随する熱エネルギー等の供給業務
  • 自然エネルギーによる発電に関する取引及び取引の仲介業務
  • その他前各号に付帯関連する業務

設立年月日は2012年で、一般家庭向けの電力自由化に向けて設立された会社ではないでしょうか。ソフトバンクグループは基本的にBtoCに強みをもっており、今後急成長していくと予想されます。

電力小売事業

特別高圧(オフィスビルなど)・高圧(スーパーなど)の電力販売量は少しずつ伸ばしているものの、目に見えた成長はそこまでありません。おそらく家庭向けの販売をメインと考えているのでしょう。

SBパワーの電力小売事業

電力買取サービス

最近サービスが開始された報道を見た気がしますが、買取サービスのホームページを見てみると「電力買取サービスの新規エントリー受付は終了いたしました。」とありました。

SBパワー電力買取サービス

上記の図は公式HPにあるものですが、1万棟限定とあるのでそれに達したから終了したのか、思ったほど収益ベースが見合わなかったのか分かりませんが、加入中の客以外はサービスを利用できません。

SBパワーの強み

2014年に営業利益1兆円を超えたソフトバンクは、家庭向けの電力自由化で勝算なく参入してくるわけがありません。おそらく市場規模の大きさから全力で顧客獲得をしてくると思われ、その際に現在の強みを活用してくるはずです。

携帯電話とのセット割

2015年度時点で契約数が4,000万件を超えているので、その顧客に向けて電力と携帯電話のセット割での販売が最大の強みとなります。光コラボレーションモデルとスマホのセット割が始めって間もないですが、コラボが流行している現在は浸透しやすいでしょう。

代理店によるキャッシュバック

ソフトバンクは全国各地に通信機器などの販売をしてもらう代理店を抱えています。当然、代理店が販売したらインセンティブが支払われますが、代理店はそれを契約者に還元しながら獲得を増やしています。

ショッピングモールなどで携帯電話の販売を見かけると思いますが、あの人たちはほとんど代理店だという事は知っていましたか?店頭には「○万円キャッシュバック」などと看板があり、そのキャッシュバックが目的で契約する人も多いはずです。

その時に貰えるのは、元々ソフトバンクから代理店に払われるインセンティブなので、あの仕組みを作ったのはソフトバンクと言っても過言ではないでしょう。

市場価格の破壊

携帯電話の料金が昔より安くなったのは、ソフトバンクが他社の価格より遥かに低料金化したためです。同業他社にとっては邪魔でしかありませんが、消費者にとってはメリット以外なにもありません。

電力市場も同様に、どこかの企業が価格破壊をしてくれない事には、これまでの大手電力会社と大して変わらない結果となってしまい、新電力に乗り換えるメリットは見出せません。そうならないためには、これまでの常識を覆す料金プランやキャンペーンの実施が必須となり、ソフトバンクには一役買って頂きたいという期待が大きいです。

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まとめ

SBパワーの情報をお伝えしましたが、今後の展開を私なりに予想してみました。

  • 高額キャッシュバックの実施
  • 携帯電話+光回線+電気のセット割
  • 契約期間の長期化

キャッシュバックの実施やセット割によってメリットが大きくなる人は増えそうですが、一方で企業も利益を確保する必要があるので「契約期間の長期化」というデメリットが生まれる可能性があります。

実際はどのように変化していくか分かりませんが、競争が激化する無形のサービスでは有形の商品とは違い、より一層の知識・選び方が必要となります。誤って契約してしまうと電気代が安くなっていない・・という結果になる恐れがあるので注意してください。

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