販売量トップの「エネット」とはどんな新電力(PPS)なのか?

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エネットの料金プランやキャッシュバック

2000年に開始された、大口顧客向けの電力小売り部分電力自由化によって、独占状態だった電力市場に新電力(PPS)が生まれることとなりました。

エネットは2001年4月1日より事業開始しており、新電力の中で電力販売量は他を圧倒するシェア率であり、今のところ横に出る企業は皆無に等しい状態となっています。

「企業向け新電力=エネット」となっている今、小売全面自由化となった際にもある程度のシェアをするのは間違いなく、ひとつの基準と考えてもよいでしょう。

エネットとは?

まずはエネットの会社情報や電力事業の実績などを紹介していきます。

会社概要

エネットという社名の由来は「Energy + Network」の太字の部分を抜粋したようです。その他の概要は以下に記載しておきます。

設立 2000年7月7日
資本金 6,300,000,000円
共同出資社
  • NTTファシリティーズ
  • 東京ガス
  • 大阪ガス
代表取締役 武田 勉
所在地
  • 本社:東京都港区芝公園二丁目6番3号 芝公園フロントタワー19F
  • 西日本支社:大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
事業内容
  • 電力売買事業
  • 発電事業

業績

エネットの業績

出典:エネット公式HP

大口顧客向けの新電力では50%のシェアを誇っているエネットですが、2001年からの右肩上がりで伸びているのが分かります。ただ、最も売上高のある2013年を見てもらえれる少し疑問に感じる方はいませんか?

上記グラフは年間の売上高ですが2,000億円となっており、その数値だけで考えれば巨額なお金ですが、シェア率50%の割には極端に少ないことが分かります。それだけ大口の電力自由化では、新電力が販売する環境がまだまだ整っていないのが現状なのです。

エネットの電力提供エリア

現在、新電力の届け出をしている企業だけで500社を超えますが、企業ごとに電力を提供できるエリアに制限があります。エネットではどのエリアが対象となっているのか紹介します。

沖縄を除き全てのエリアをカバー

エネットのカバーエリア

全国(沖縄を除く)をカバーしている新電力が少ない中、エネットではほぼ全てのエリアで電力を販売する事が可能となっています。

家庭向けの電力自由化が解禁となってすぐは全国対応の新電力は限られてくるため、東京や大阪などの都心部以外に住んでいて、乗り換えを検討する場合は候補のひとつとなるかもしれません。

また、その広いエリアへの電力を供給するために、全国各地の発電所と提携しています。主要な発電所を以下に紹介しています。

エネットに電力供給している発電所

  • エネット茨城発電所
  • 扇島パワーステーション
  • イースクエア発電所
  • 東京ガスベイパワー発電所
  • 川崎天然ガス発電所
  • エネット舞鶴発電所
  • 大阪ガス姫路発電所
  • 泉北天然ガス発電所

 

上記はエネットに供給してもらっている主要な発電所ですが、発電所名に「エネット」と付いているところは自社で発電しているところです。

発電所の数が少ないと停電のリスクが高いのか?

エネットが提携している発電所を紹介しましたが、他の新電力で供給してもらう発電所が少ないからといって安定供給へのリスクはあまり変わりません。

そのような勘違いをする方が増えていくと思いますが、『電力自由化の目的』を見てもらえればその不安は払拭できるはずです。

まとめ

上記で紹介した通り、新電力のエネットは大口顧客向けの電力小売り自由化では、間違いなく一番信用をして良い企業だと思います。マンションオーナーなどの大口契約でコスト削減を検討しているのであれば、現状ではエネットを選択した方が良いでしょう。

余談ですが、私が所有しているマンションの共用部分では、2015年のはじめごろにエネットへの乗り換えが組合で決定して変更しました。その結果、これまでより管理費の支払いが多少ですが減りました。

乗り換えを実際に体験したからひとつだけアドバイスをさせてもらいますが、エネットより低料金の新電力はいくつかありました。しかし、電力会社の担当者との打ち合わせを何度か行った結果、知識や対応などもエネットが一番だった気がします。

もし、乗り換えされる際は参考にされてください。

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