新電力(PPS)のアイ・グリッド・ソリューションズとは?

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伊藤忠関連の新電力アイ・グリッド・ソリューションズ

経済産業省の資源エネルギー庁が発表している小売電気事業者も続々と増えており、一般家庭向けに販売する新電力の数も比例して増えています。

光回線・スマホ・ガス・ガソリンなどのセット割をメリットとして参入する企業に注目が集まっていますが、今回紹介する企業はまた一味違った戦略となっています。

それでは2015年11月に環境経営戦略総研から社名変更して小売業者として参入する「アイ・グリッド・ソリューションズ」の戦略や、企業の評判などを検証していきます。

アイ・グリッド・ソリューションズとは?

アイ・グリッド・ソリューションズとは、伊藤忠商事と業務資本提携を行い、一般家庭向けの電力事業をステップに株式上場を目指している新電力です。巨大なバックボーンがあることから電力市場でどのような戦略を行っていくのでしょうか?

会社概要

社名 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
設立 2004年2月
所在地 東京都新宿区四谷三丁目14番1号
代表者 本多 聰介
資本金 245百万円 (2013年6月期末)
従業員数 50名
事業内容 電力関連事業 他
主要株主
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 株式会社環境エネルギー投資
  • 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
  • 株式会社ジャフコ
  • オリックス・キャピタル株式会社
  • 三井住友海上火災保険株式会社

問い合わせ先

WEB問い合わせ 問い合わせページ
電話番号 03-5312-6920
FAX番号 03-5312-6921

前:環境経営戦略総研での実績

アイ・グリッド・ソリューションズになる前の「環境経営戦略総研」では、特定規模電気事業者(PPS)への登録を平成26年4月1日に済ませてありますが、これまでに大口顧客向けの販売実績は確認できません。ただ、5,000を超えるスーパーマーケットなどの電力をアグリケーションしてきた実績があります。

電力事業へ展開

一般家庭向けの電力販売

2016年4月1日より家庭向けに販売開始します。

電力事業での実績

特別高圧・高圧の電力供給実績はありません。

電力供給エリア

  • 関東、近畿

大都市での販売が中心となっていくようです。

iGRID(アイグリッド)の強みやメリット

アイ・グリッド・ソリューションズのメリット

伊藤忠商事と業務資本したことが一番の強みではありますが、これまでの実績などを踏まえ新電力として独自の戦略を考えているようです。

ただ、一般家庭向けの販売は予定していますが、個人宅への個別販売で拡大していくというよりは、販売するのは他に任せていくのでは?といった戦略にも感じました。

おそらく「B to B to C」のようなビジネスモデルとなるはずです。

B to B to Cとは?

流通業、ソリューション・ベンダー、各種専門サービスなど、他の企業の消費者向け事業をサポートするような事業のこと

出典:コトバンク

電力支援「エネプラット」及び「スマ電」

エネプラネットやスマ電(r)によるメリット

アイ・グリッド・ソリューションズはスーパーマーケットとの接点を深く持っており、主体となるビジネスに欠かせない存在であることは間違いありません。その関連性を生かした小売支援事業「エネプラット」がメディアなどで多く取り上げられています。

同サービスを簡単に説明すると、中小スーパーマーケットは地域密着型でお客との繋がりが深く、更に密接な関係値を築くためにスーパーマーケットによる電力販売を支援するサービスです。大手スーパーに対抗していくためには中小なりの策が必要ですが、その一つとして「電気」でも繋がれるのです。

掲載されてから時間が経っていますが関連記事があったので紹介します。

一般家庭向け電力小売事業支援サービス「Ene Planet(エネプラネット)」を開始すると発表した。当面は関東、関西などの大都市圏を対象地域とする。来年4月スタートに向け、各社と協議を開始しており、まず15社約600店舗と契約する見通し。

スマ電が消費者に与えるメリット

  • 一般電力会社(東電など)より電気代が安くなる
  • 契約したスーパーマーケットのポイントと電気が連動

お子さんがいる家庭などでは、行きつけのスーパーマーケットへ1週間に複数回行く人も多いのではないでしょうか。現在の電力会社より安価な電気料金で利用できるうえ、買い物をしたポイントと電気代の連動まで出来るようになれば、活用次第ではだいぶお得な新電力となるかもしれません。

スマ電のデメリットも理解が必要

スマ電は地域密着型のスーパーマーケットなどを対象としたサービスのため、以下のようなデメリットへの理解をしておいた方が良いでしょう。

引越し先に契約したスーパーマーケットがない

転勤やその他の事情で引越ししなくてはいけなくなった場合、転居先に加盟しているスーパーがあればスマ電を使い続けられますが、近隣にない場合は難しい状況となってしまいます。契約するスーパーによっては早期解約で違約金などを課せられるかもしれません。

上記デメリットをしっかり理解したうえで乗り換えが必要となることは覚えておきましょう。

アイ・グリッド・ソリューションズの評判

アイ・グリッド・ソリューションズは社名変更してまだ時間が経っていないので、変更前の「環境経営戦略総研」の評判や口コミを調査してみました。消費者と直接関わることは少ないかもしれませんが、気になる方はご覧になってみてください。

環境経営戦略総研の評価

SNSや求人系のメディアで数多くの口コミを確認できました。

環境関連でこれから伸びそうというイメージで入社する人が多く、自分もそうであったが、実態はゴリゴリの営業会社。また、経営陣は保身に走り、悪いことは部下のせい・・

ベンチャー企業ながら、ほぼカレンダー通りの休みがあり、夏季休暇も平日5日間は自分の好きなところ(7月から9月の間)できっちりもらえる。

様々なサイトで口コミを確認しましたが、私なりにまとめると以下の通りです。

  • ベンチャーのわりには労基法に違反していない
  • 幹部の人たちの能力が微妙?と思っている社員が多い
  • 営業マンとしてのスキルアップには向いている

一応、株式上場のことを考えてか、ブラック企業のレッテルだけには気をつけているのかもしれません。ただ、そこまで批判する人はおらず優良企業と言っても良いレベルだと思います。

まとめ

新電力のアイ・グリッド・ソリューションズ(環境経営戦略総研)を検証しましたが、個人的な感想としては「条件次第で乗り換え候補になる新電力」だと感じました。

特におすすめしたいのは、これからも同じ地域に長期間住む予定で、近所に行きつけのスーパーマーケットをある人です。そのスーパーが「スマ電」を販売していないと意味がありませんが、もし販売しているようなら乗り換えの候補に入れるべきです。

ただ、対象とならない人の方が多いはずなので、あなたに適した新電力探しは以下のページからお探しください。

 

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