新電力(PPS)大王製紙は電力自由化で注目すべき企業か?

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新電力(PPS)大王製紙が電力自由化に向けた事業戦略

大王製紙は国内でもトップクラスの製紙業者で、特定規模電気事業者(PPS)への届出は2001年4月で大口顧客向けの自由化となってすぐに登録しています。

また、その他の製紙会社も電力事業を強化してきており、製紙業界で売上トップの王子製紙は大林組と共同で地熱発電調査を始めています。

数年前にメディアを騒がした事件も合わせて大王製紙についてお伝えします。

大王製紙とは?

大王製紙とは、創設者の井川伊勢吉が和紙の製造・販売を目的に、四国紙業など14の企業が合同で設立されました。その後、戦争が終わった1947年頃から用紙の製造も開始。

1979年には現代の人なら必ず知っているティッシュペーパー「エリエール」の販売で家庭紙市場に参入し、大手のメーカーが複数ある中数年後にトップのシェア率を獲得します。そして、2007年には日本での「アテント(大人用おむつ)」の商標権などを取得し、この分野でも国内2位のシェアを獲得しました。

会社概要

社名 大王製紙株式会社
創立年月日 1943年(昭和18年)5月5日
所在地 〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目10番2号 飯田橋グラン・ブルーム
代表者 佐光 正義
資本金 397億円 (平成27年3月期)
従業員 【連結】8,174名
業務内容
  1. 紙・板紙・パルプ及びその副産物の製造加工並びに販売
  2. 日用品雑貨の製造加工並びに販売
  3. 機能性フィルム、粘着シート及び粘着剤等合成樹脂材料の製造加工並びに販売
  4. 前各号に関連するプラントの設計、据付、売買並びに技術指導
  5. 紙・板紙及びパルプ製造加工に係る原材料・燃料の売買
  6. 山林及び木材の売買、造林、製材、木材加工並びに緑化・造園業

問い合わせ先

インターネットで問い合わせ WEBでの問い合わせ
電話番号 03-6856-7500
FAX 03-6856-7605

発電所一覧

発電所名 エリア 種類
三島工場 愛媛県 石炭、重油
大王製紙可児工場 岐阜県 不明

電力供給エリア・供給状況

三島工場で売電するための設備を建設中で、現在はまだ供給している実績はありません。

大王製紙は主力の三島工場(愛媛県四国中央市)に売電用の発電所を建設する。製紙工程で出る廃液を利用して発電、販売する。総投資額は200億円程度にな る見通し。

2018年度以降の稼働を目指す。紙の国内需要が縮小するなか、王子ホールディングス(HD)など製紙各社が売電収入を増やす試みが広がってい る。大王製紙も年60億円の収入を見込む。

出典:日本経済新聞

王子製紙は数年前から電力事業へ投資を行っていたので、大王製紙より先に電力供給によって売電収益を見込んでいるようです。

大王製紙事件について

2011年頃に連日のようにテレビやネットで報道されていたのでご存知の方も多いでしょうが、大王製紙の創業家出身の経営者である前井川意高会長が、ギャンブルの為に100億円以上使ってしまった事件です。

100億円の資金調達は?

この事件を知らなかった方は100億円!と驚くかもしれませんが、大王製紙の御曹司といってもそこまでのキャッシュは持っているはずありません。そのお金をどのように集めたのかは他サイトの記事を引用します。

2010年4月から2011年9月までの総額で105億円を子会社から引き出し、約50億円近い未返済融資が残っていた。これら融資の多くは、子会社各社での取締役会の決議や貸借契約書の作成などが行われないまま実施されるなどずさんなものであったが、融資先である井川による使途も不明なままであった。

なんと自分の関連会社から契約書もないままに私的利用したのです。お金を融通した子会社の経理にも問題ありますが、立場を利用した悪質な経営者であることは間違いありません。

100億円の使い道

大王製紙事件

この事件は最終的に刑事事件として起訴されることになりましたが、井川の借入総額は約165億円に達していたそうです。はたしてその借入したお金をどうやって使い果たしたのか?

サラリーマンの生涯給与は2億円程度なので、50人が一生かけて稼ぐお金を1年ちょっとで使ったことになりますが、その使い道とは・・

マカオやシンガポールでのギャンブルです。

カジノが合法となっている国までわざわざ渡航し、バカラと呼ばれるカードゲームで全て使い果たしたと報道では伝えられました。本当にそこまでの大金を使えるのか?と疑問に思う方もいるでしょうが、バカラは破産するまで止められないゲームとして有名です。

結局、特別背任罪で懲役4年の実刑判決が確定しましたが、その程度の刑でいいのなら・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。

まとめ

新電力の大王製紙について紹介しましたが、今のところ家庭向けの電力販売を行う発表はされていないので、自社の発電所が安定してからかもしれません。大王製紙事件は電力と関係ありませんが、記事を書いていたら熱中してしまい長くなってしまいすいません・・。

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